クリスマスイヴin北京24日

今日は聖なる日、クリスマス・イヴである。こういう特別な日を異国の地で迎えるなんて何だかかっこいいとか思う。オレ、かっこいい。別にキリスト教でもないけど、さ。しかし昨日の夢は熱かった。金八の生徒役で左前に座っていたオレ。クラス全体に何かでちゃかされて、それに応じておどけながらいきなり皆に対して切れるという熱いシーンだった。・・・まぁそんなことはどうでもいいとして、とにかく今日は帰国日なのです。

今日もやっぱり寒い。この旅行記内で何回「寒い」という単語を使ったことか。しかしだな、実際クソ寒いのだ。オレは寒いのあんま好きじゃないのだ。かといって暑いのはもっと嫌いなのだ。わがままなのだ。超豪華な北京飯店というホテルの前から空港行きのバスが出てるはずなのだが、全く来る気配がないのでタクシーを拾い一路北京国際空港へ。旅の終わりも近い。

残った金を両替すると予想以上に返ってきた。うーむ、かなり安旅になってしまった・・・別にいいんだけどね。飛行機に搭乗し離陸から三、四時間すると日本に到着する。近いんだよなぁ、基本的に。そしていつものごとく、成田エクスプレスに乗るというリッチマン的発想がなく、鈍行でえっちらおっちら帰るオレなわけです。



中国はホント広い国だ、場所により全く違う文化が形成されているだろう。他の省にもいつか行ってみたいと強く思った。冬の北京、予想以上に寒かったけど、冬ならではの姿を見ることができた。レアな雪にも巡り合えたし貴重な経験をした。ハイライトは万里の長城。あの尾根伝いに寝そべっている龍がきっと北京に雪を降らせたんだ・・・とオレは思っている。