ウユニツアー14日

今日はバレンタインデーです。チョコが欲しいです。が、それよりも1泊2日のウユニ塩湖ツアーです。ツアーといっても特に何かアクティビティ的なものがあるわけではなく、ウユニをがっつり堪能しましょうねというのが主な趣旨となる。ドライバーはエルビス、笑顔のかわいいナイスガイメーンだ。ランクルに乗って、いざウユニ。

A君や日本兵、Mちゃんらをはじめ、大体昨日と同じメンバーなんだが、この日本人チームにイタリア人のオッサンがひとり乗ってきた。名前はサンドロ。サンドロは、イタリアでライフセイバーをやりながらオフシーズンにはバックパッカーになるという旅行者だ。凄いマイペースで、ウユニにあんま興味ないのか、写真とか全然撮らないし、車からも全然降りない。ウケるのが、カメラは携帯ので十分とか言ってるくせに、趣味を聞いたら「フォト〜」って。「え、フォト!?」ってみんなで笑った。そしたらちょっとムッとしてた。

↑サンドロは鏡面世界をバックに写真撮るのとかも興味ない。


そんなサンドロを乗せて、まずは昨日は行かなかった「鉄道の墓場」へ。かつてこの国の鉄道網がイギリス資本から国有化された際に、技術力不足で撤退、放置された列車だという。塩湖ツアーの定番のスポットで、普通に考えたらけっこうな見どころではあるんだけど、どうしても塩湖のあれを見てるだけに、何の感動もできないところが切ない。

続いて土産屋と製塩所に行きつつ、湖畔のホテルで旅行者K君を拾って、ランクルは昨日と同じくざぶざぶーっとウユニ塩湖に入っていく。この水陸両用感がたまらないよな。雨が少ないともちろん鏡面は見られないし、逆に雨が降りすぎても水位が高すぎて鏡写しにならない上にランクルが入れなくなるのでやっぱりダメ。このコンディションの絶妙さのうえに成り立っている風景というのが余計感動を助長させるわ。

↑今日も感動でお腹いっぱいでござる。


そしてグレートなのは、食事をここで取るという、もうエルビスやってくれるわ!! 牛肉めっちゃ硬くて噛み切れないし、クスクスみたいなゴハンもぶっちゃけまずいけど、でもシチュエーション的にミシュラン三ツ星ではあるまいか!やはり食事は味だけでなく、五感で楽しむものだな。

↑何なの、このオシャレな食卓。



潮のホテル

夕方前にホテル「プラヤ・ブランカ」到着。塩を固めて作った塩のホテルで、唯一塩湖内にある電気も水もない簡易ゲストハウスだ。ここには泊まらないとね。でも日帰りのサンドロはエルビスと一緒に帰っていった。宿泊者はここで放り出されて、明日の昼にまたランクルが迎えに来るといったシステムになっている。

↑かわいい内装。


俺らのランクルと、もう一台のランクルチームは超意気投合。部屋で語り合ったり、夕飯みんなで食べて、わいわいと熱い写真を撮りまくったよ。こんな写真が取れるのもこの土地ならではのことだよな。本当いい経験してるぜってなもんだ。

↑いくらでも童心に帰れるね。

↑メシもろうそくの火を頼りに。

↑ペンライト使ってこんなん撮れます。オサレ〜。


そして夜怖い話したら、電気がないからトイレ行くの超怖いの!「俺、ちょっとトイレ行ってくるわ」「あ、ちょっと待って俺も行くわ」「ちょっと私置いてかないでよ!」みたいな。学生かっつの。

あー楽し。