アンコール・ワット30日

早朝5時前の朝陽が空を照らす直前にアンコール遺跡へ。空が赤紫の牡丹色に染まり、薄くかかった雲が赤色を拡げることで、むしろ素晴らしい色彩効果を生んでいる。朝焼けのアンコールワットは、カンボジア観光の圧倒的ハイライトと言っても過言ではない。皆これを見るために訪れているんだもんな。やっぱりこの5本のクメール仏塔が突き出たシルエットが万国共通の憧憬であることは間違いないんだぜ。

↑見る者を惹きつける。



日が昇ってから遺跡内を見学してみるが、確かにこの遺跡がどれだけ貴重かということがよくわかる。これだけの大規模遺跡であるというのにとにかく細部に渡るまで彫刻が緻密で、綺麗な保存状態で残されているのだ。「世界最大級の仏教遺跡」と言わしめるのも納得ができる存在感だな。風の通り道も計算されているんだろうか、遺跡内はほどよく涼しくて心地良いな。

↑お馴染みのこの御姿。

↑近くで見ても迫力がある。

↑回廊。