ギザへ
１４日翌日は各自で行動ということで楽しみにしていたピラミッドを見に行くことに。タクシーに乗り一路ギザへ。いくらかぼったくられはしたがとにかく無事到着。ギザは砂漠地帯なんだが、奇麗に街に隣接してるのだ。アスファルトの道路を渡ればそこから砂漠が広がる、というなんとも珍奇な風景。しかしそこにそびえたつピラミッドはあまりにもでかすぎた。おぉぉ、これがあのピラミッドかぁ・・。でかいでかいでかいでかいでかい！！！見上げれば天まで届きそうな石積み。これ人間が作ったもんじゃねぇよ。だってあまりにも人間離れしたでかさなんだもん。
馬に乗りました。サミーという馬使いと交渉して、三大ピラミッドを背景に砂漠を駆け抜けたりしちゃいました。まぁその後バクシーシ関係で一悶着ありそうな流れもあったんだけど、ホントに楽しかったからまぁ良し。しかしピラミッドのまわりのエジプシャンのだましっぷりは街の中の比じゃない。相当嫌なヤツがけっこういたよ、ここには。英語イマイチだしそれに拍車をかけてエジプシャンイングリッシュは聞き取りにくいが、暴言吐いてることくらい理解できるぜー！でもそんなのもピラミッドを眺めて数時間ボーっとしていたら関係ないさ。ホントに数時間二人でぼーっとしていたんだ、ここでは。サッカーラとか他のピラミッドを見る時間もあったんだけど、でも動けなかった。動きたくなかったんだよね。
↑笑っちゃうくらいの大きさ。
世界ふしぎ発見を発見
これマジなんです。ミステリーハンターの坂本三佳がいました。スフィンクスの方に歩いていくと、テレビ番組の撮影が！おー、いいもん見れるなぁと思ってたら・・あり？日本語じゃねーか？？ということで、世界ふしぎ発見のクルーと遭遇してしまったんだわ。凄い偶然だね。日本でロケに出会うのすら珍しいのに、遠い地エジプトで、しかも大好きな番組と知ってるミステリーハンターで。この後マネージャーさんにピラミッド＆スフィンクスをバックに坂本三佳と写真撮ってもらっちゃったもんね。顔すげーちっちゃくてかわいくて、いい人だった。
↑撮影中。
その後カイロに戻り、コシャリを買った。エジプトの料理は基本的にはトマトベースで小麦系が主食、かな。パンとかマカロニ、とか。このコシャリ、大小様々なマカロニや豆に揚げ玉葱やトマトソースをかけて食べるってもの。５０円くらいあれば食べることができる。安くておいしい！コシャリ食べながらホテルで働いてる兄弟と仲良くなってカメラの話をしたり、日本語とアラビア語を教えあったりしていると、そこに高須と詩織が帰ってきた。彼らは明日からアレキサンドリアに行くとのこと。ニッシーも今日は違うホテルに泊まると言っていたし、多分明日以降はこのパーティーも散り散りになる。ちょっと寂しいがこれが旅の出会いってやつか。素晴らしき出会いを。
夜、日付も変わる頃に帰ってきたヤナと外に出る。相棒は爆睡中。飲みながらお互いのことを色々話した。まだ会って２日くらいしかたってない奴なのに何でこんなにいろんなこと話せるんだろう、と思った。こういうのって旅の醍醐味のひとつなんかな。だとしたら、旅って・・・最高じゃねぇか。
