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極寒
「ハー、今日も寒いっすわー」。ミーの帰宅を合図にオレたちはモンマルトルの丘へ向かう。パリは広いうえに行きたいところが多すぎて、10日じゃ全然足りないなーってことに気づく。 数多くの芸術家に愛されたモンマルトルの丘、落ち着いた雰囲気で好感が持てる。車を停めにいったさわ、洞さんとはぐれる。この丘、高いところにあるからか死ぬほど寒い。ヒャダルコだべ、って話してたら、サクレ・クール聖堂前は北京レベルで、こりゃーマヒャド級だな・・・と訂正する。手が動かねー。 意外と? その後は各自行きたいところに行く個別行動。レンタカーを返しに行く途中で降ろしてもらう。オレはとりあえずエロチズム博物館というところに行くことにした。雪が積もるパリの街を歩く。寒いけど最高だな。ムーランルージュを通り越すと見えてきますエロチズム博物館。世界各地のエロチックアートが集められていて、所蔵数も多くて見ごたえがある。日本のものも勿論ある。いかがわしい雰囲気は全然なくてオシャレな感じで、意外なことに女の子やお年寄りが多かったんだな。 ![]() ↑フレンチ・カンカン発祥のムーランルージュ ![]() ↑受け付けの姉ちゃんも美人だったエロチズム博物館 オルセー!! そしてメトロを乗り継ぎオルセー美術館へ。印象派の美術品を多数所蔵しているオルセー、ここには是非来たかったんだな。その数にも驚くけど何よりも、超有名絵画なんかが、ポーンって普通に展示されてることに驚いた。誰でも知ってるような作品が、そこらへんの目立たない一角とかに眼前10cmとかで見れるようになってる。ベタかもしれないけど、オレはモネとかルノワールとか大好きなんですよ。彼らの作品も勿論たくさんあったし、マネやセザンヌ、ドガなんかの名画が並んでいる様は圧巻だった。ミレーはこの日ファンになってしまいました。絵を見てるだけでグッとこみあげてくるものがあったな、ミレー。 ![]() ↑モネ神の絵 ![]() ↑ミレー神の絵 コーヒー飲んで、帰ってみると新たな同居人が!オイ管理人のクソババァ!!4人部屋に5人も6人もいれんじゃねぇ!彼は永遠の旅人ガッツさん。顔がガッツだからガッツさん。はじめ相当うざかったけど、旨い料理分けてくれるし、やっぱり最後の最後に彼は良い人だった。てか、結局最終的には順応して馴染むオレらが一番良い人なんじゃなかろうか? |