でかすぎ!31日

「ハー、熱あるかもしれないっすわー」。ミーの帰宅後しばらくして出発する。今日は大晦日だ。初めて日本以外の場所で年越しを迎えるんだなー。パリの街はクリスマスがメイン、大晦日といえど街中はいつもと変わらず機能していて、ルーブル美術館も勿論やっているはずだ。地下鉄のルーブル駅はかっこいいんだよね、凄く。

地下から入場して、右側何階は何時代のどこの国もので、左側は〜で、正面には何時代のものがあって、ってとにかく、そうとにかくひたすらにでかい。何万点あるんだ。モナリザや民衆を率いる女神などの名画には感動。まぁ基本的に宗教画や彫刻、他国の遺産なんかが中心なんで、やっぱりフランス印象派を中心に扱っているオルセーの方がオレは全然いいな。でもこの尋常じゃないでかさは凄いわ。一日フルにがんばっても回りきることは到底無理、というのもうなずける広さ。途中、洞さんは絵の女の子にマジ惚れしていた。

↑ドーン。全然写真におさまりきらないでかさ

↑ミロのヴィーナスもありました



いざカウントダウン!

クソ熱い夜が始まろうとしていた。食材を買い込んで皆で夕飯を作る!コック・オ・ヴァンに挑戦。赤ワインで煮込んだこの肉料理がめっちゃ旨くて、ワインとシャンパンがぶがぶ飲みながら熱い熱い言いまくっていた。マサが買ってきたジャン・ポール・エヴァンのチョコとピエール・エルメのケーキを食いながらこれまた旨い!テンションはマックスですよ。さぁさぁシャンゼリゼ通りに行きますか!!

テンション上がりすぎなオレたちは地下鉄の線路の上を歩いていて現地人に怒られる。最低でした。電車に揺られ人々がごっそり降りた駅で便乗して降りるとそこは凱旋門前!すげぇ!人めっちゃいます!しかしギュウギュウな感じではなく程よく歩けていい感じなんだな。さすがカウントダウン、みんなテンション高くて楽しいし、シャンゼリゼ通りのライトアップは半端じゃなく綺麗だしさぁ、世界で一番行ってみたかった街が「パリ」であったさわは特に感無量だったのかな。ホントに最高だよ。

カウントダウンでは個人花火が炸裂しまくるんだけど、たまにすぐそばで花火が爆発したり、盛り上がった人の波が加速して暴走しまくったりともうやばい楽しい。暴動の波を一回オレたちが巻き起こしてやったのは伝説。オレ警官隊に取り押さえられたり、洞さん派手にすっころんだり、マサカメラ紛失したりいろんなことがあった。あ、あとオレは美しいパリジェンヌ(多分昔は)にキスされました。神。

とにかくその場でしか味わえない瞬間がいたるところに存在したパリ、シャンゼリゼ通りのカウントダウン。雰囲気はもうハッピー以外の何者でもないその時間を共有できたオレたちは幸せモンだったよ。笑顔と灯りに彩られたパリの街にオレたちも浸るのであった。

↑マジで楽しかったー