スーツなオレたち29日

「ハー、今日も寒いっすわー」。ミーの仕事帰りと共に出発。今日は夜オペラ・ガルニエにバレエを見に行くので、ビシッとスーツスタイルで4人共キメる。とりあえず宿の前でパチリと撮った一枚があまりにも be cool だったもんで全員テンションが上がりまくる。「やべぇ、かっけぇ。オレが」「いやオレが一番」「むしろオレが」。4人共自分大好きなのです。

せっかくレンタカーあるんだしヴェルサイユ宮殿でも見ときますか!となり車で向かう。これが意外と近くて、数十分で到着。ここには最強の無駄遣いが存在していた。冷気の中にそびえるヴェルサイユ宮殿。外装もでかけりゃ内装も派手、貴族っちゅーのはやりたい放題ですな。庭の巨大さにも衝撃。フランス全土から一流の建築家や造園家を集めて、工事現場では常に3万人の作業員と6千頭の馬が働いておきながら半世紀もかかってやっと出来たっていう代物ですからな。ありえないね。ま、そりゃ破滅するわ。

↑貴族の誇りは無駄にでかいのです



ミレナリオデパート

ふとパリの街。雪がちらついている中オレたちはパリにいる。「サイコーかっけぇよな」って確認し合っちゃう。やべーって。

車を宿のそばに停めて、さぁ行くか!バレエにな。最寄り駅を降りると、うお!ミレナリオですか!?これはパリの最大級デパートのギャラリー・ラファイエット。これはすげぇ!中を見て回り、困ったときの安ケバブを腹に入れて、オペラ・ガルニエに向かう。

↑期間限定の電飾はまさにミレナリオ



オペラ・ガルニエ

そしてこのガルニエがね、すごかったんすわ。まずは世界遺産にもなってる建物自体が凄い。壮麗にして大迫力。雪ちらついてるのがまた雰囲気を煽るんだよな。中に入るとね、もうね、セレブ。何この内装。オレたちって貴族だったっけ?

バレエは凄く前衛的でようわからんかったけど、空間使いや衣装なんかが想像していたバレエなんかとは違い面白かった。というかストーリーを調べていけばもっとわかったのかもしれないけど。全編オーケストラ生演奏だし、椅子が何故か「レ」←こんな角度だったのを除けば良かったよ。天井のシャガールの絵も凄かった。夢の世界のようなオペラ・ガルニエ最高!

↑ド迫力でした

↑劇場はこんな。凄いでしょ



たらふくムール

パリの街をひたすら歩いていると、LEON発見!これはバケツ一杯のムール貝を出す店として有名だ。ケテイ!ぐお!ホントにバケツ一杯で出てきた。ここで、ひとり丸々一杯とビールやらワインやらで飲み食い。うーん、堪能じゃー。そして贅沢にタクシーで帰宅する。今日も疲れたけど濃かったな〜。

↑ありえん量が出てくる