帰りはハイスピード 軽く仮眠をとった後に、下山を始める。そうだよなぁ、登ったんだから降りる行程もあるわけだよなぁめんどくせー。まぁでも下りは行きに比べたらだいぶ楽だ。ひょいひょいと進む。特に棒を持っている彩が早い。情けない先輩二人だ。でもこのペースなら2,3時間あれば下まで着いちゃうんじゃないだろうか。 ふと横を見ると萬年雪が!この季節に雪を見られるなんてそうないぜ。なんてったって夏だからね今は。まだ視界は霧がかってるけど、段々晴れてきてるのがわかる。下界はけっこう晴れてるのかもしんないな。 ↑ソリに乗って下まで滑っていきたい・・・。 これこそが絶景だ! 9合目を過ぎたあたりから雲海の壮大な風景が目に飛び込んでくる。くっそー、やっぱ下の方は晴れてたかぁ。これだよ、これ。この景色が見たかったんだよなぁ。その上を歩いて行けそうな気がするほどどこまでも広がっている雲。太陽が優しくその真っ白な布団を暖める。この空はどこまでつながっているんだろうか。海はいずれ陸にぶつかる。しかし空に終わりは、無い。 ↑六合目あたりから。 さぁ帰ろう 六合目の売店で、キノコ茶みたいのを飲ませてもらう。これが旨いのなんのって、染み渡るね。いい味出してるよ!その後優しいお姉さんに顔出してから出発。少し歩いて五合目駐車場に到着し、さ、帰ろうか!あー、運転めんどくさい。まっつんは下山で高山病にかかり、いやむしろ低山病と呼んだ方がいいのか、グロッキー。 振り返るとそこには富士の山。その雄大な姿を仰ぐ。ずいぶん疲れさせてくれたじゃねぇか!登りきってやったぜコノヤロー!! |