オレたちはマダガスカルへ21日

またどうして「マダガスカル」なんだろうな。よく聞かれもした、「何でまたマダガスカル!?」。でも正直特に意味なんてないんだ。ただおもしろそうだから、興味を引くから。これ以上の理由はないと思う。事前情報もほとんどなく、現地での感覚も想像がつかない。それでも行ってみなければ旅自体が始まらないのだ。

今回は、幼馴染みであるさわとの二人旅だ。今は違う生活を送っている二人だが、なんとか時間を合わせることができた。お互い普段は一人旅が基本だが、今回はコンビでワイワイ行こうと思う。電車に揺られてまずは成田への旅!遠すぎるぜー。成田到着の時点ですでに達成感があるんだからな・・・。



出発

「沢登様〜、沢登様〜」

・・・何かオレたち呼ばれてね??

ということで、早速飛行機を遅らせて搭乗。しかもよりによって一番後ろの席だったため、人々の冷たい視線が四方八方から突き刺さってくる。痛い痛い!二人とも成田利用に慣れているゆえの余裕、こういうのは怖いぜ。置いていかれたらシャレにならんわ!でも乗れてヨカタ。

ドタバタで出発し、まずはバンコク。いまや世界最大級の空港を抱えるアジアの玄関バンコクは、マダガスカルへの直行便をも持つ。いままで日本からマダガスカルに行く場合は、成田→シンガポール→モーリシャスと二地点を経由し、さらにモーリシャスで一泊して朝の便でマダガスカル到着と、かなり継ぎ目の悪い便しかなかったらしいのだが、このバンコク経由は乗り換え時間が短く、またバンコクからは一気にマダガスカルに早朝到着するため非常に便利だ。

トランジットで腹ごしらえ・・・相変わらずタイ料理うめぇ!女の子かわいい!!「このまま降りるか?」入国しちゃってタイの旅ってのも・・・いやいやいや、それはダメっしょ!



旅が始まる22日

バンコクから一晩丸々かけ、早朝マダガスカル国際空港に到着!大地が赤いぜ、アフリカだぜ。飛行機を降り立ち第一声は、「さむっ!」。この空港は高地にあるため、寒いうえに南半球はまだ春なのだ。歩いて入国審査場まで行き、ビザを取得、スタンプを押してもらって無事入国!

「ようこそマダガスカルへ。ボンジュール!」。おぉ、フランス語なんだねぇ。正直マダガスカル語もフランス語もほっとんどわからないけど、まぁなんとかなるでしょ!

↑いよいよ始まるな