旅の締めはバンコク28日

朝4時半起きは甚だ不安だったのだが、あまりの寒さと狭さに3時に目が覚める。まだ真っ暗なタナからタクシーで一気に空港へ。今日は移動で完全に一日がつぶれる。10時間以上乗っているのに加えて時差が5時間ほどあるからだ。

0時を回る頃、世界最大規模且つ最先端のタイ・スワンナプーム国際空港へ到着。この湿った空気、なつかしいね。ただトランジットで立ち寄るだけではもったいない、ということで、一日成田行きの便を延ばして明日一日はフルにバンコクで遊ぶつもりだ。オレは二回目のバンコク、さわにいたっては三回目だ。

タクシー値切りまくってバックパッカーの聖地、安宿街カオサン通りへ向かおう。・・・ん?・・・んん!?おかしいぞ、バンコク。こんなに整ってたか?こんなに綺麗だったか??この国は。高速道路から見える建物が綺麗というならまだわかるが、一般道も綺麗だし、ゴミも落ちてないし、走っている車もガタガタボロボロじゃなくピカピカ。トゥクトゥクが全然走ってなくね?えぇー!バンコク凄いスピードで進化してるな!3年前に来た時とは全然違う。うれしいとか寂しいとかそういう次元の話ではなく、このスピード感はショッキングだったよ。

カオサン通りは相変わらずの多国籍感、この雰囲気は凄くなつかしいなぁ。午前2時だというのに通りは眠らない。でもやっぱり進化してるな。掃除も行き届いているし、これは翌日気づくのだが、物乞いの人らもほとんどいなくなっていた。まぁしかしカオサンはこの万国雑多感があればそれでいいんだよな。シンハビール飲んで、パッタイ食べて、寝る!ベッドが清潔でふかふかだよ。。。



満喫ナイト29日

バンコク、一日しかないってんで凄まじいまでの遊びっぷりだったよ。歩いては食って歩いては食って、マッサージしては食って。大学に侵入したり、川を眺めたり。バンコクといえばの夜のお店行って盛り上がり。なんて楽しい街なんだよ。んー、タイはいいね。

↑鶏の髄まで使い尽くす、カオ・マンガイ


RCA、ロイヤルシティーアベニュー。ここらへんはバンコク流行の最先端と言われていて、クラブなんかも相当盛り上がっているらしいとうわさに聞いていたので少し興味があった。とはいえまぁいっても途上国ですからねぇ・・・と半分バカにしつつ、Route66、flix というクラブに足を向けてみると、想像をはるかにぶち抜く盛り上がり。外観かっこよし、女の子おしゃれでかわいい、ガンガンに音が漏れてきている。これは入らないと絶対後悔するぜ!しかし、入り口でセキュリティに止められる。え、なに??サンダルがだめ・・・?

うそーーーーーん! orz 

「てめぇ、ビルケンだぞ」といってもダメなものはダメらしい。。。そこらのダサダサタイボーイズは入れても、ビルケンはダメと。ありえん。さわもサンダル、2人してガックシ。旅の最終夜、この盛り上がりと音を前にして帰るなんてありえない。

しかし奇跡は起きるものだな。靴屋探しまわっていると迷ってしまい、flix の裏手に入ってしまったためセキュリティに連れ出される。「いやぁ、ノーサンダルとか言われて凹んでますわ〜」と話すと、「ノープロブレムだ」。んっ?どゆこと?そして彼のあとをついていくと、な、なんと即席の靴レンタル屋をしているおばちゃんが!!大逆転でオレたちは無事入ることができたのであった。

Route66はヒップホップ中心で、今もっとも人気のあるハコらしいんだけど、イマイチのれないし人が多すぎる。対象的にflix で回していたDJが、かなりオレ好みのロックでバキバキのダンストラックをまわす人だったので超上がった。

あー、なんと締めにふさわしい夜。こうして旅最終夜はあげあげで過ぎていくのであった。

↑flix