帰国30日

午前3時過ぎにカオサンに戻る。4時には空港に向けて出発しなければならないため、これはもうそのまま出発だな。寝ないで豪遊したバンコクが終わった・・・。出発の瞬間まで、というかむしろタクシーの中でも夜中だってのにパッタイ食ってるし。

空港でチェックインを済ませてからの記憶があまりない。ベンチで大爆睡、機内でも食事の時間以外は大爆睡。しかし何で食事の時間だけはしっかり目が覚めるんだろうな。飢えてるなぁ。気がついたらしっかり成田に着いていた。この充実の1週間はオレたちにとっては濃かったが、世間ではさらりと流れた一週間だったんだろうなぁ。特筆するような大事件などが起こっているはずもなく、ね。


よく笑い、よく話した一週間だった。異国も異国、秘境と呼ばれる地を幼馴染みと共に過ごした軌跡が色褪せることはないだろう。互いのこぶしを合わせたらそのまま己のハートをたたく、これがオレたちの意思確認だ!





赤く燃える空に向けそびえ立つバオバブ、異邦人を見つめる野生動物の眼差し、モザンビーク海峡を眺めながら暮らす彼女たちの笑い声・・・。目に、耳に、心に焼き付けたあの様々な経験をここに記す。