南国アフリカ!23日

昼前、オレたちは昨日到着したばかりのアンタナナリボ国際空港にいた。早速だが、マダガスカル西部へ向かうんだ。時間が無いからね、もう行かないとな。時間通りにモロンダバ行きの小型プロペラ機が飛ぶ。うわぁ、落ちそうだよマジで。しかし西部に進むと、ヤシの木なんかも見えてきて南国っぽさが増してくる。楽しみだ。

飛行機を降りると、うだるような暑さ。湿り気もあり、夏の海を感じさせる好きな暑さだ。・・・来た来た!こうでなくちゃな。南国未開の野生王国感が満載な雰囲気だぜ。タナよりもこちらの方が断然マダガスカルのイメージだな。客引きと一緒に海沿いの宿へ連れて行ってもらう。ヤシの木に覆われた村、渇いた大地、未舗装の道路、簡素な木組みの家、はしゃぎまわる黒人の子供たち、そして白い砂に広い海・・・待ってたぜ、来たかったのはココだ!

↑雰囲気あるね


宿と海

「(ガイドブックに載ってる)ホテルレナラは高いから、そんくらいの条件でもっとリーズナブルなホテルがいいなぁ・・・」
客引きに告げると、「レナラはちっと高いかもな」彼はそう言う。というわけで何軒か宿をまわってもらい、一番最後に寄ったとこが一番良かったので、交渉して値段をやはり下げまくって決定!海が真ん前にある!部屋も広ー!

ここから一番近い野生動物の宝庫は、キリンディー自然保護区。サファリをしたいのだが、ガイドもつけなきゃ入っちゃいけないらしいし、ここはひとつプロに乗っかるべ、ということで客引きの彼にそのまま相談し、良心的なお値段でオレたちのツアーを組んでもらう。・・うん、これなら出せるな。というか社会人なんだから金積んででもいいツアー作ればいいのに、どうも安い方安い方に行ってしまうんだよなぁ。

「よろしく、オレはホテルレナラの従業員だ」

え!レナラの人なの??何ではじめにレナラの名を出した時に連れて行かなかったの??

「だってお前らリーズナブルって言うんだもん。決めないと思ったからさ」

わはは、こいつあちーわ。

↑宿の前は・・・海!!