街歩きDAY18日
今日はTシャツ一枚は絶対無理ってくらいに寒い。緯度が低いとはいえ、高地だしもう10月後半だしな……気がつけば明日が帰国なので現地は実質の最終日。土産を買ったり町を歩いたり、シティに費やす日にしようと思う。そしてそんな日だったからこそジャパニーズカルチャーの人気ぶりを目の当たりにする日でもあった。 ↑メトロポリタン・カテドラル ソカロでは今日は本市が開かれている。メキシコの書籍や児童書、雑誌がわんさか売られていて面白い。欲しかったオサレな写真集は2000円くらいしたので断念……。そんな中、日本のMANGAのブースもあったんだが、やっぱ人気あるんだね〜。NARUTO、デスノート、エヴァンゲリオン、GANTZ、X、MONSTER、NANA,彼氏と彼女の事情……。うーん、でも他国でこうして客観的に眺めていると、絵柄だけを見てもやはり日本の漫画のクオリティは群を抜いている。そしてシナリオも。日本国内において、「漫画」という存在は何となく芸術性の低いものとして捉えられている雰囲気があるが、はっきりいって他国を圧倒し最高の技術レベルを持っている数少ない日本の誇るべきリソースだと思う。 ↑本市は歩いているだけで楽しい ↑日本漫画は偉大 そんな日本漫画はメキシコで大人気なわけだが、それ以上に衝撃を受けたのは、日本のアニメの加熱ぶり。街のいたるところにキヨスクのような簡易商店が建っているのだが、日本アニメの雑誌は必ず何冊か置いてあるし、DVD屋にも、海賊版の日本アニメが堂々と立ち並んでいる。それもナルト、ドラゴンボール、らんま1/2などの世界的タイトルはもちろんのこと、けっこうコアな萌え系アニメのタイトルなんかまでずらずらと揃っているから衝撃である。 ↑世界のTORIYAMA 中心街には秋葉原さながらのオタクビルがあり、フィギュアやゲームなどあらゆるグッズが揃い、さらに遊戯王のトレーディングカードゲームでヲタ共が白熱しているという人気ぶり。超ウケる。まぁ恐らく僕は奴らにとって「神の国」の民として羨望の視線を浴びていたことだろう。旅終盤で金の調整をしてて無駄な買物ができなかったんだけど、両替してもいいから何か買ってくればネタになって良かったなぁと今更ながら後悔している。 ↑アニメ関連グッズの山 ↑ここはメキシカン・アキハバラと言って良いだろう 中心街を歩いていてわかるのは、メキシコシティは大都会だなということだ。高級ブランド店やショッピングセンターなんてものもあるし、コロニアルな建築街は完全に欧州を感じさせるね。でもところどころにタコス屋とかが顔のぞかせてるのが面白いところなんだけどね。宿の近くにある連日大盛況のタコス屋でタコスを食う。いつも人だかりでなかなか入るに入れなかった店だったけど、ラストナイトだし入ることにする。ん〜〜、んまい!やっぱタコス最高!! ↑この栄えっぷり |