春も過ぎつつ夏が見え隠れする5月も半ば、満を持してのツーリング。隊列組んで走るのは1年ぶりになるな。久しぶりだから俄然気合入るぜ!! ・・・だるだるに正午集合。しかも行先決まっておらず。 「ういーす」「ちぃーす」「まだ誰々が来てねーな」「はらへったわー」「まじねみー」「つかどこ行くべ?」「ま、とりあえず西ってことで」 1年ぶりでもこのマッタリ感は変わらんね。 | |
と、いうことでとりあえず伊豆方面に向けて走り出す。今回は、 婚約者ホラサワの雨でツルピカHAGE-STY まっつんのもうすぐ下取りまじぇすてぃ じんの実は一番かっこいいかもSR さすがの意外とタフなグラストラッカーBB 俺様の最高にクールなSTEED の計5台。おなじみ134号線から西湘バイパスに乗ると・・・ポツポツ。 は? 雨・・・ orz 天気予報はモロに晴れだというのに・・・。オレたちのツーリングは絶対雨が降る。ざけんな!雨男は誰だ! |
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「よし!帰りましょう」「まっつんちで飲みましょう」と4人。「ヤダー、伊豆にいきたーい!」とジン。しょうがなく走り出してしばらくすると、なんとか雨をやり過ごし雲に切れ間が・・・ガッツポーズ!!やっぱり晴れている中、隊列組んでガンガン走るのは最高ですな!! 西湘で海を堪能したから、真鶴道路には乗らずに山道を走る。山道のうねりもまたたのしー。その後昼飯は「蟹食いますか!」とか言ってたのにあれよあれよと、マック。でもたまーにマックって食いたくなるんだよね〜。広告のチーズカツバーガー超うまそうだけど、頼んだまっつんは・・・「ビミョ」とのこと。あとマックのポテトは長いシナシナのやつがうまい! その後熱海ビーチラインで海沿いを突っ走り、一般道へ。これから夕方にかけてどこまで行けるかな。北川温泉まで行けるかな。 | |
さびれてんなー熱海、店閉まりすぎだぜー宇佐美、ハトヤ泊まるか?伊東・・・と順調に距離を稼ぎ、一気に伊豆高原へ。昼出発だというのに夕方に伊豆高原突入はなかなか早いといえるね。そして今回とりあえず行けたら行くかと言っていた北川温泉に到着! この素朴色の風が吹く北川温泉、岸に沿って海側を向いた旅館が一列に並んでいる、とても小さな温泉街・・・というか温泉集落。10分もあれば端から端まで歩けてしまう。宿の他には、唯一の商店、スナック夏海、小さな小さな漁港・・・マジで渋いッス。 とりあえず宿確保だぜ!行け、ホラサワ飛び込み営業マン!・・・しかし小さな温泉地且つ意外と人気があるのか土日なのか、どこも空いてない。ここまで来て泊まれないのは寒いな・・・と言っていると庶民的な感じのお宿がひと部屋空いているということで急遽ケテイ! |
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とりあえず飲むか、と部屋入ってそのまま冷蔵庫開けてビールで乾杯!グビグビ飲んで気持ち良くなる。あーバイク疲れした身体にビールが染みるぜ、クソうめー!! そしてお目当ての露天に行くか! ここ北川温泉には「黒根岩風呂」という、混浴露天風呂がある。これが最高!海抜0m雄大な海を眺めながら入る露天風呂なのだ。バスタオルぐるぐる巻きとはいえ、果敢に入ってきたジンはマジ熱い!!しかし猛者はいるもので、途中で入ってきた全然隠してないおばちゃんはマジで半端ねー。衝撃を隠せないオレたち。「なんでバスタオル巻いてこないんだ?」という素朴な疑問が。やはりここには素朴色の風が吹いている。結果、「あれはそういうプレイに違いない」という結論に落ち着いた。 | |
飯ターイム! すっ、すげーーーー!!海の幸がふんだんに盛り込まれた夕食。酒すすむわ。「わらさ」の刺身が旨い、サザエ壺焼が旨い、ワタごと焼いたイカが旨い、何もかもがうめー!!炊き込みゴハンがあるというのに、ふつうの白米もくれ、と調理場まで懇願しに行くほどうまい。 「ハーイ、煮つけですよ〜」 オ、オバチャン、今ナント・・? 金目鯛の煮付け!!!!!やべーだろ、それは。 そして立て続けにカサゴの唐揚が登場。なんなんスかこの宿は。おなかいっぱい大満足。魚にはうるさいオレたちだが、伊豆の魚はさすがの旨さだったね。 その後飲み直し。買った酒は全部空けるもんだよ。男を見る目のないジンの新しい男に関する説教をしつつ楽しい夜は更けていくぜ。 |
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朝日を観る!とか言っておきながら、朝8時起床。無理ッス。 最高の日差しを受けつつ、今回お世話になった「大屋丸旅館」を一枚パチリ。朝飯は、早朝とれたての魚を捌いた刺身がやっぱりうめーし、野菜も宿の裏にある畑で作っているものらしい。「ジンさんや、ごはんをおかわり」「かあさんや、ごはんをおかわり」と、皆ごはんがすすむくんだ。おばちゃんたちのもてなしも最高に温かいし、宿泊費もちょっと負けてくれたし、オススメの宿だ。 | |
恒例の自分たち大好き写真の時間だ。 今回は、大屋丸旅館の前で撮るぜ! |
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素朴色の風が吹くこの北川温泉、毎週日曜日に「さかな祭」と称して、朝とれた魚やイカ、サザエなんかを炭火焼にして、なんと無料で北川温泉宿泊客にふるまってくれる。なんと素晴らしい企画なのだ、ということで昨日今日と海の幸を思い切り堪能できているね。 基本的に年配の方ばかりだ。するとそこへやってきたカポー、謎にお互いのビデオを撮りまくってる。「あいつら魚とか景色とか何にも写してねーよな」「セックス中もビデオ常にまわしてんじゃね」「それはそれでありだな」「ありだな」とか話しながら、サザエをおかわり。 | |
北川温泉に別れを告げ、一路神奈川へ・・・の前に城ケ崎の吊橋へと赴く。 前来た時はもっと頼りない橋だったような気がするけどかなり補強されていてほとんど揺れないし、イマイチおもしろくねーな・・・かと思いきや意外な弱点を告白するホラさん。 「俺、怖くて渡れないッス・・・」 マジ!?そんなおもしろいネタを俺たちがほっとくはずもなく。落とそうとすると真剣に嫌がり足をガクガクさせる彼はとてもかっこわるかった。 |
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溶岩流が海に流入して出来たこの城ケ崎海岸、険しい岩場の断崖絶壁が形成されている。ホイホイ登り足場を選びながら先端までいってみると、絶景!だがさすがに怖いなー。一歩間違えれば数十メートルを真っ逆さまだが、ここはやはり海に向かってオションを解放せねばなるまい。 リリーーーース!! 怖いから、なかなか出ねー・・・。 | |
伊豆の海沿いは静かで落ち着いているな。行きには通らなかった富戸、川奈あたりは一般道ながらバイク的に道もおもしろく景色も良くて最高だった。 さて、混む前に一気に帰らないとな!ということで来た道を戻ろう。伊東、宇佐美、熱海、真鶴、小田原・・・西湘バイパスの途中で渋滞に少しつかまたけど、まぁこれくらいなら良し。 さーて、ツーリングのしめはラーメンだ。ラーメン食わないとツーリングが終わった気にならないんだよね。 |
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134号線沿いの相模川手前に素晴らしいラーメン屋があった。その名も「茅ヶ崎JAH」。レゲエで彩られたコンセプトの怪しさに反してラーメンの味は本格派で、チャーシューのクオリティといったら目から鱗だった。 往路で発見した、そのJAHがつぶれていた事実は少なからず俺たちに衝撃を与えた。しかし更なる衝撃はその後釜に居を構えたラーメン屋の名前。 「笑にゃん亭」・・・ orz 旨いはずがない。まずいに決まっている。しかしあのJAHの後に建てられたラーメン屋ということで興味の尽きない俺たちは挑んでみることにした。 クソまじー・・・ オエー orz ということで、旅のラストは不完全燃焼で終わってしまった。大屋丸旅館の料理見習え!!! |