この日は最高の天気でした
【2日目】

朝、やはり山の朝飯を食らい外に出てみると、こらいい天気だ!!春日和だな、てんじゃなく初夏か!ってくらい温かい。いいね、こうじゃなきゃよ!朝飯が7時半だったんで、その後も宿の前を軽く散歩したり日向ぼっこしたり囲炉裏でコーヒー飲んだりしてまったり過ごす。外人さんのお客さんなんかもいて、「なんて通な外人さんだ、わざわざ木曽をチョイスするなんて!」と感心。

ばあちゃんと沢山話す。元気で気のいいばあちゃんだ。これからもずっと元気にこの宿を守り立てていってほしいもんです。
出発したくねーんだ。ばあちゃん素敵だし、この木の匂いや囲炉裏のあたたかさ、澄んだ川の水、時間の遅さがたまらない。ばあちゃんの息子もオレたちと大体おない年くらいで、東京に出てがんばってるらしい。だから息子と重ねちゃうんだって言ってた。こんな素敵な故郷だってこと、息子さんもわかってるかなぁ。

実はここ、皇室御用達の素敵宿だったこともわかっちゃったりして。この雰囲気ある宿は格別だよな。皆さんも木曽路を訪れた際には、大妻籠の「つたむらや」を是非!
また来たいぜ「つたむらや」
ばあちゃんも一緒にきめるぜ
恒例のバイク写真!

今回は素敵宿「つたむらや」をバックにかっけー写真を!!

どうだ!!
大妻籠から5分ほどのところにある、妻籠宿場町を散策する。細い路地から通りに出た瞬間・・・

「渋ぃ〜〜〜〜〜」

その昔ながらの渋さに感動。
本当に山間の休憩所って雰囲気が漂っとりました。昔はこの長野の険しい山を徒歩で乗り越えてきて、この宿場で旅の疲れを癒したんだろうなぁ。

江戸風情が今も残るこの中山道妻籠宿は、日本で初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された場所でもあるのです。
この渋さにはやられたね。
数羽の小鳥がたわむれていたが、直後にオッサンが雨戸を派手に開け、小鳥は散り散りに。
しかし惜しむらくはかわいい子がいない。一度女子4人組を見つけたので、「ジンおまえ帰れ」と言って近づいてみたものの、「・・・・・」。

「ジンさん、すいませんッス!」

まぁしびい場所にはしびい人が集まるってことか!?しかし敢えてこのしびー場所にやってくる美女がいたら、ポイント5割増だよな。

しかしバイクかっけー。やはりオレたちはかっけーですな!熱いですな!と、ラムネをグビッと飲んで妻籠を後にする。妻籠にも最強の湘南ナンバーの軌跡を残してやりましたよ。
桃介橋へ。「桃透け?」 これはやべーっ、きっと下に立つと桃がすけて見えてしまうに違いねぇ、行くしかねぇ!かつてないトップスピードで向かう。しかしそのへんのガードは固かった。ガックシ・・・orz

気を取り直して、いくぜーーーっ

木曽路を爆走。混雑もないうえに、川に沿って雪を冠した山々を見据えながら走る、ツーリング最高!!パーッと道が拓けてあちー景色が広がった時は、皆のテンションが上がるのがわかる。つながってるぜー。

途中道の駅で昼飯&昼寝。まったりと過ごす。ここからは一気に高速目指して今日中に山梨まで行くぜ!
スケネェ
空が深いぜーーー
木曽から中央アルプスを突っ切る権兵衛トンネルを抜けると、伊那の街並みが眼下に広がる!これがあまりにも綺麗だったもんで、バイク停めましょう!つって。南アルプスと、それに守られるように拓けた平地を眺めながら「あー、えぇわーっ」って休憩。こういう時間がいいよな。

伊那ICから中央道に乗り、一気に関東を目指す。今日は晴れているので、特段問題もなく距離を稼ぐ。晴れてると楽勝ですなぁ、とか言いつつ。諏訪湖SAで同じように休憩し、やっぱほったらかし温泉メインで甲府かね、との結論に至る。よし、目的地は勝沼ICだ。
日が暮れる頃、甲府IN!山梨の温泉地といえば石和温泉??でもどうなの、寂れてんじゃないの?不安だが、まぁしゃーねえ行くだけ行ってみっか、と石和温泉へ。

レイプの必殺技「飛び込み」にて宿ゲット。しかし、GW中なうえにここは温泉観光地ということで二食付一万円也。んーー・・・と乗り気ではなかったものの向かってみると、かなりいい旅館じゃね??

まさかの1万円!!!まーさーかの温泉、まーさーかの部屋食、まーさーかの大部屋、まーさーかのイチマンエーン!安すぎるだろ!!宿を紹介してくれたのはアジア観光という大変いかがわしいとこだったんだが、「さすが世界に羽ばたくアジア観光ですな!」と大絶賛。

しかもこの石和温泉、ノーマークだったことに反してかなり雰囲気もあるし、いい感じじゃねーか!とご満悦。まさかの大部屋でまさかの部屋食とビールをガッツリ堪能したら、疲れもあってか10時前くらいにグダグダになりご就寝・・・。いいんだ、まさかの1万円だったからね。


続く
ノーマーク石和!