ME AND BABY JANE -オレたちは勝ち組-

	数日前から始まっていたんだ。オレたちの最強ツーリング。秋の夜風が身に染みるある日、大庭ガストにてツーリングの計画が練られる。今回はなんと６台！凄い数だ。しかも、バイクを持ってる奴らが集まった６人ではなく、皆もともと普段から遊ぶ友達で順にバイクを持っていったという仲。ハッキリ言って楽しくないわけがなかろう！ちなみにこの日はサスガのバイクのお披露目日でもありました。クラッチを握らず一速に落としてもエンストしない笑撃のバイクです。
そして2005年11月11日。整備した！ガソリン入れた！防寒した！円陣組んだ！しゃー！行くかぁ！！今回のパーティーは、特攻隊長レイ・ホラサワ with HONDA CD250U シャイボーイ松平 with YAMAHA MAJESTY C 明中ヤンキーサスガ with SUZUKI グラストラッカーBB（オートマ）沖縄負組安西 with YAMAHA TW225 紅一点(本人のみ談)ジン with YAMAHA SR400 そして神おっかー with HONDA STEED400VCL神まずは相模湖ICまで一般道で走る。６台並ぶと迫力あるよ、実際。走ってて無茶苦茶気持ちいいね！この連帯感っつーの？最高だよな！
	山をいくつか越えると、見えてきた相模湖だ！かなりテンションは上がりっぱなしである。前を走っていて、ミラーに写るみんなのバイクがかっけぇ。後ろについたら、前に連なって走ってるみんなのバイクがかっけぇ。お互いに横に寄せては、「オレら最強かっけぇべ」って言い合っている自分大好きなオレたちなのでした。連なったバイクが順にカーブ曲がるのとかもう最高なのよ。そして初の高速道路へ。バイクは危険な乗り物、風の煽りも受けやすくこけたら即死。安全運転を誓い合っていざ高速だ！！400ccあるオレのバイクと、まっつんのハイテクマジェでぶっ飛ばしてやりました。爽快！写真はｼｯﾊﾟｲﾏﾝさんの御姿in談合坂サービスエリア。談合坂では寒さから逃れるように茶をひたすらすすっているオレら。まるで老人のよう。
そう、この日山梨は１１月とは思えないほどクソ寒かった日。身体むき出しの時速１００kmで走っている高速道路なんて死ぬわ！高速を出る頃には皆ガチガチ歯鳴らして「寒ぃ寒ぃ」言ってました。でもズボンの下に江頭パンツを穿いていたオレと洞さんは圧倒的勝ち組！！薄着の安西負け組。高速を下りたら一気に今回の目的である昇仙峡に向かいます。とりあえず入り口にバイク置いて休憩＆看板をバックに写真をば。そろそろ腹も減ってきたなぁ。
	昇仙峡は素晴らしいところでした。さすが日本一の渓谷美を謳うだけのことはあるな。岩は長い時間をかけ水流により丸く削られていて、そのため川の流れが丸みを帯びていてゼリーみたいだ。山々に咲き乱れる紅葉とそびえたつ岩山とのコントラストがまた美しいんだわ。ありえねぇくらいでかい馬に驚嘆し、ありえねぇくらい釣り合ってないカップルに激昂し、景色を愉しむのです。
飯ターイム！バイクを停めていた駐車場のそばにある店の主人はまるで仙人のよう。いや、仙人だあれは。旅の楽しみ、それは郷土料理。ここ山梨ではあつあつの「ほうとう」が有名ですよね、ってことで食うしかねぇべ！仙人のほうとうを。食前に草団子を食べて、いざほうとう。あー、あったまるわ～。この冷えた体に染み渡るねぇ。寒いときの味噌仕立てってのは何でこんなに旨いんだろうね。皆ご満悦です。
	その後、昇仙峡をグルッと迂回するように山を下り、甲府市内へ。ここで各自バイクを交換。乗りにくいだのやすいだの重いだの軽いだの言いながら「ほったらかし温泉」を目指す。バイクが違うとまったく印象が違うのね。そしてほったらかし温泉、最強の温泉。山の上にあり、甲府市街、遠くの山々、そして富士山を見渡しながら入る露天風呂。こりゃー勝ち組だべ。逆野球拳にて風呂に入る。最後まで残った奴はロッカー代持ちで、「Fu～！」「Fu～！」って言いながら独りずつ消えていく。結果は洞さんの負け。ぬるま湯なもんで何時間でも入ってられる。結局２時間くらい入ってて、甲府の夜景も見て大満足。はしゃぎまくってウケる写真たくさん撮ったな。あがる時も、あがるか入ったままでいるか決めて、目つぶって「せーの」で人数少なかったほうが飲み代多めに出すとか中学生みたいなことやって。マジうけた。風呂上りのコーヒー牛乳って最高ですよね。
ほったらかしTシャツ！！ヘイヘイ、NEW YOKUヤンキースだぜ～！！散々迷って、宿に着く。宴会じゃー！！飯食って、酒屋さんでナイスガイなおっちゃんに沢山おまけしてもらって、長き夜は始まるのだ。仕事の話や、「こんなんできるのも学生のうちだよな～」とか真面目に話していた序盤、最近大流行のハゲネタや自分の性癖話などで大盛り上がりの中盤、カップラーメン食い風呂につかり怖い話をした終盤。明日も運転あるから睡眠とらんとやばいっつーのに、そんな気にならないよな。楽しすぎる時間はいつまでも過ぎていかなければいいのにな…。
	翌朝眠い目をこすりながら起きる。天気予報はグダグダの大雨・・・のはず！？快晴！！なんてこってす！数日前のジン曰く、「私がいる限り雨はない」ハァ？？てめぇなに女神様気取ってんだボケが！！ってなってたけど、実際７０％雨の予報を覆して晴れてしまったわけで。朝は恒例の、洞さんバイクの押しがけ。運が悪いと数十分延々と押しがけをし続けることになるが、運よく数分でエンジンが始動！ジンのほったらかしTシャツを買うため、二日連続でほったらかし温泉に行くことにする。またかよ、って、最強だから許されるんだよ。
解放感が半端じゃないね。昨日の霧の中、闇の中のほったらかしもいいけど、晴天の下入るほったらかしもいいなぁ～。ホントは女風呂の風景も撮りたいんだけど、それやるとあれだからさ！手首くっついちゃうでしょ。昨日と同じように、逆野球拳やったりコーヒー牛乳を賭けて「せーの」で出たりと、楽しいっすわ。この旅のハイライトは間違いなくこの「ほったらかし温泉」。皆さんも山梨に行ったら是非行ってみてくださいな。
	昨日とは違うルートで帰る。勝沼ICから山中湖・御殿場方面へ行って東名で帰りましょうコース。今日はサスガさんが喪だったんで、途中で別れることと相成ります。旅は別れ。喪も別れ。ツーリングは人生みたいだな！道はただひたすらに続いているんだ。スピードを出すも出さないも乗り手の自由。いっちょ突っ走ってみるか？分かれ道はどっちに進もうか？でも走りっぱなしは疲れるからたまに休憩して。飛ばして近道をするにはお金が必要さ。目的地に着くと爽快だぜ！そしてオレはそのボディーにまたがるのさ。キーを刺し込みアクセル全開で吹かすのさ。
どーん。マージでかっちょええお気に入りの写真。やべ～。
	喪に急ぐサスガと別れ、オレたち５人は山中湖目指して突っ走る。この道は、富士山まで一直線につながっているのね。走るほどに、どんどん富士山がでかくなっていく！大迫力！やっぱ日本一の山ですなぁ～。よくあんなの頂上まで登れたな！とまっつんと話しながら山中湖方面へ向かう。富士の裾を走る山道はメチャクチャ面白かったな。無理のない程よい角度のカーブがこれでもかってほど出てきてさ。そしてそろそろ疲れてきたぞ、って頃に山中湖到着！！
何回も来てる山中湖だけど、バイクで来てる状況が何だか新鮮。ふー、バイクはなかなか体力使うね。その後御殿場アウトレットに行ってふらついて、そのまま東名高速で一気に帰ってくる。「はじめ」が閉まっちまうよー！と一心に叫びながら。厚木ICまであと何ｋｍ、とか出た時点での突風の煽りが凄すぎた。高速下りた後、「あれは事故るの覚悟したべ！」とみんな口々に言うくらい。眠気一挙に吹き飛んだしな。怖かったぜ。そして締めはオレたちのヒーロー、はじめです。少しボーっとした頭でつけめん口に運んでさ。時間が名残惜しいからさ、終わりを惜しむかのようにゆっくり食ってさ・・・って安西さん食い終わるの早っ！次回のツーリングを堅く誓い合って円陣を。帰りながら次のツーリングを計画してしまう自分がいた。走行中、お互い会話ができないバイク。でもオレたちは言葉を交わしていないだけで絶対に気持ちは通じ合っていた。オレたちは勝ち組！！

	数日前から始まっていたんだ。オレたちの最強ツーリング。秋の夜風が身に染みるある日、大庭ガストにてツーリングの計画が練られる。今回はなんと６台！凄い数だ。しかも、バイクを持ってる奴らが集まった６人ではなく、皆もともと普段から遊ぶ友達で順にバイクを持っていったという仲。ハッキリ言って楽しくないわけがなかろう！ちなみにこの日はサスガのバイクのお披露目日でもありました。クラッチを握らず一速に落としてもエンストしない笑撃のバイクです。
そして2005年11月11日。整備した！ガソリン入れた！防寒した！円陣組んだ！しゃー！行くかぁ！！今回のパーティーは、特攻隊長レイ・ホラサワ with HONDA CD250U シャイボーイ松平 with YAMAHA MAJESTY C 明中ヤンキーサスガ with SUZUKI グラストラッカーBB（オートマ）沖縄負組安西 with YAMAHA TW225 紅一点(本人のみ談)ジン with YAMAHA SR400 そして神おっかー with HONDA STEED400VCL神まずは相模湖ICまで一般道で走る。６台並ぶと迫力あるよ、実際。走ってて無茶苦茶気持ちいいね！この連帯感っつーの？最高だよな！
	山をいくつか越えると、見えてきた相模湖だ！かなりテンションは上がりっぱなしである。前を走っていて、ミラーに写るみんなのバイクがかっけぇ。後ろについたら、前に連なって走ってるみんなのバイクがかっけぇ。お互いに横に寄せては、「オレら最強かっけぇべ」って言い合っている自分大好きなオレたちなのでした。連なったバイクが順にカーブ曲がるのとかもう最高なのよ。そして初の高速道路へ。バイクは危険な乗り物、風の煽りも受けやすくこけたら即死。安全運転を誓い合っていざ高速だ！！400ccあるオレのバイクと、まっつんのハイテクマジェでぶっ飛ばしてやりました。爽快！写真はｼｯﾊﾟｲﾏﾝさんの御姿in談合坂サービスエリア。談合坂では寒さから逃れるように茶をひたすらすすっているオレら。まるで老人のよう。
そう、この日山梨は１１月とは思えないほどクソ寒かった日。身体むき出しの時速１００kmで走っている高速道路なんて死ぬわ！高速を出る頃には皆ガチガチ歯鳴らして「寒ぃ寒ぃ」言ってました。でもズボンの下に江頭パンツを穿いていたオレと洞さんは圧倒的勝ち組！！薄着の安西負け組。高速を下りたら一気に今回の目的である昇仙峡に向かいます。とりあえず入り口にバイク置いて休憩＆看板をバックに写真をば。そろそろ腹も減ってきたなぁ。
	昇仙峡は素晴らしいところでした。さすが日本一の渓谷美を謳うだけのことはあるな。岩は長い時間をかけ水流により丸く削られていて、そのため川の流れが丸みを帯びていてゼリーみたいだ。山々に咲き乱れる紅葉とそびえたつ岩山とのコントラストがまた美しいんだわ。ありえねぇくらいでかい馬に驚嘆し、ありえねぇくらい釣り合ってないカップルに激昂し、景色を愉しむのです。
飯ターイム！バイクを停めていた駐車場のそばにある店の主人はまるで仙人のよう。いや、仙人だあれは。旅の楽しみ、それは郷土料理。ここ山梨ではあつあつの「ほうとう」が有名ですよね、ってことで食うしかねぇべ！仙人のほうとうを。食前に草団子を食べて、いざほうとう。あー、あったまるわ～。この冷えた体に染み渡るねぇ。寒いときの味噌仕立てってのは何でこんなに旨いんだろうね。皆ご満悦です。
	その後、昇仙峡をグルッと迂回するように山を下り、甲府市内へ。ここで各自バイクを交換。乗りにくいだのやすいだの重いだの軽いだの言いながら「ほったらかし温泉」を目指す。バイクが違うとまったく印象が違うのね。そしてほったらかし温泉、最強の温泉。山の上にあり、甲府市街、遠くの山々、そして富士山を見渡しながら入る露天風呂。こりゃー勝ち組だべ。逆野球拳にて風呂に入る。最後まで残った奴はロッカー代持ちで、「Fu～！」「Fu～！」って言いながら独りずつ消えていく。結果は洞さんの負け。ぬるま湯なもんで何時間でも入ってられる。結局２時間くらい入ってて、甲府の夜景も見て大満足。はしゃぎまくってウケる写真たくさん撮ったな。あがる時も、あがるか入ったままでいるか決めて、目つぶって「せーの」で人数少なかったほうが飲み代多めに出すとか中学生みたいなことやって。マジうけた。風呂上りのコーヒー牛乳って最高ですよね。
ほったらかしTシャツ！！ヘイヘイ、NEW YOKUヤンキースだぜ～！！散々迷って、宿に着く。宴会じゃー！！飯食って、酒屋さんでナイスガイなおっちゃんに沢山おまけしてもらって、長き夜は始まるのだ。仕事の話や、「こんなんできるのも学生のうちだよな～」とか真面目に話していた序盤、最近大流行のハゲネタや自分の性癖話などで大盛り上がりの中盤、カップラーメン食い風呂につかり怖い話をした終盤。明日も運転あるから睡眠とらんとやばいっつーのに、そんな気にならないよな。楽しすぎる時間はいつまでも過ぎていかなければいいのにな…。
	翌朝眠い目をこすりながら起きる。天気予報はグダグダの大雨・・・のはず！？快晴！！なんてこってす！数日前のジン曰く、「私がいる限り雨はない」ハァ？？てめぇなに女神様気取ってんだボケが！！ってなってたけど、実際７０％雨の予報を覆して晴れてしまったわけで。朝は恒例の、洞さんバイクの押しがけ。運が悪いと数十分延々と押しがけをし続けることになるが、運よく数分でエンジンが始動！ジンのほったらかしTシャツを買うため、二日連続でほったらかし温泉に行くことにする。またかよ、って、最強だから許されるんだよ。
解放感が半端じゃないね。昨日の霧の中、闇の中のほったらかしもいいけど、晴天の下入るほったらかしもいいなぁ～。ホントは女風呂の風景も撮りたいんだけど、それやるとあれだからさ！手首くっついちゃうでしょ。昨日と同じように、逆野球拳やったりコーヒー牛乳を賭けて「せーの」で出たりと、楽しいっすわ。この旅のハイライトは間違いなくこの「ほったらかし温泉」。皆さんも山梨に行ったら是非行ってみてくださいな。
	昨日とは違うルートで帰る。勝沼ICから山中湖・御殿場方面へ行って東名で帰りましょうコース。今日はサスガさんが喪だったんで、途中で別れることと相成ります。旅は別れ。喪も別れ。ツーリングは人生みたいだな！道はただひたすらに続いているんだ。スピードを出すも出さないも乗り手の自由。いっちょ突っ走ってみるか？分かれ道はどっちに進もうか？でも走りっぱなしは疲れるからたまに休憩して。飛ばして近道をするにはお金が必要さ。目的地に着くと爽快だぜ！そしてオレはそのボディーにまたがるのさ。キーを刺し込みアクセル全開で吹かすのさ。
どーん。マージでかっちょええお気に入りの写真。やべ～。
	喪に急ぐサスガと別れ、オレたち５人は山中湖目指して突っ走る。この道は、富士山まで一直線につながっているのね。走るほどに、どんどん富士山がでかくなっていく！大迫力！やっぱ日本一の山ですなぁ～。よくあんなの頂上まで登れたな！とまっつんと話しながら山中湖方面へ向かう。富士の裾を走る山道はメチャクチャ面白かったな。無理のない程よい角度のカーブがこれでもかってほど出てきてさ。そしてそろそろ疲れてきたぞ、って頃に山中湖到着！！
何回も来てる山中湖だけど、バイクで来てる状況が何だか新鮮。ふー、バイクはなかなか体力使うね。その後御殿場アウトレットに行ってふらついて、そのまま東名高速で一気に帰ってくる。「はじめ」が閉まっちまうよー！と一心に叫びながら。厚木ICまであと何ｋｍ、とか出た時点での突風の煽りが凄すぎた。高速下りた後、「あれは事故るの覚悟したべ！」とみんな口々に言うくらい。眠気一挙に吹き飛んだしな。怖かったぜ。そして締めはオレたちのヒーロー、はじめです。少しボーっとした頭でつけめん口に運んでさ。時間が名残惜しいからさ、終わりを惜しむかのようにゆっくり食ってさ・・・って安西さん食い終わるの早っ！次回のツーリングを堅く誓い合って円陣を。帰りながら次のツーリングを計画してしまう自分がいた。走行中、お互い会話ができないバイク。でもオレたちは言葉を交わしていないだけで絶対に気持ちは通じ合っていた。オレたちは勝ち組！！