『Are You Gonna Be My Girl』 JET | 『Reptilia』 THE STROKES | 『Pass It On』 THE CORAL |
全世界を巻き込んだ一曲。あまりにもストレートすぎてぐうの音もでないッス。 | 文句なしでしょう。ギタリスト2人のアレンジが神がかっている渾身の一曲。 | 温かく、フォーキーな最高のポップソング。コーラルの高い才能はここにも。 |
『Fortress Europe』 ASIAN DUB FOUNDATION | 『Mexican Wine』 FOUNTAINS OF WAYNE |
名曲、イントロからの爆発力凄すぎ。メッセージ性も強いです。 | メロディが切ないっす。じーんときて、ホロリと涙がこぼれてしまいます。 |
1位 『12 Memories』 TRAVIS |
やっぱり個人的にTRAVISには思い入れが深いからかなぁ。1位です。確かにマンフーやインビジブルに比べたら押しが足りない感じはあるし音も違うんだけど、でも前2作とは違う陰なスタンスで攻めた部分は評価したいし、フランの声と良質なメロディー、綺麗なアレンジは健在だしなぁ。1曲目の間奏のストリングスみたいに、TRAVISは神がかり的な音をたまに発するから好きなんだわ。悔しいくらい綺麗でかっこよくて興奮する瞬間ってのがさ。まぁ、マンフーはアルバム全編通して神がかってるわけだが。てことで、多少贔屓目も入り、1位。 |
2位 『With The Tides』 SOUTH |
期待を裏切らなかったので2位。背負わされた期待を見事にこなしてくれたからね。アルバムトータル的に申し分なしの名曲群と、アレンジや構成力の飛躍的進歩だね、ホント。どの曲も良く練られてるし、気づいたらアルバム聴き終わってる。この人らのメロディは性に合うってもんです。こういうのが基本的に好きだから、USが好きになれんのだわ、多分。繊細なメロディーと曲調の割にはアレンジがおもしろくて結構派手だったりもするんだね。ライブ見たいなー。下手そうだけど、でも感動してしまいそうだ。 |
3位 『Absolution』 MUSE |
順位をぐっとあげてここで。大仰な曲展開や派手な音飾、ダイナミックな演奏にマシューの伸びるファルセット・・と音楽シーンの流れとは無縁の次元でMUSEとしてのロックを鳴らし続ける彼らMUSE。世間では賛否両論ぽいけど、オレはいいと思うな。美に関しては衰退してる感あるけど、メロディは相変わらず冴え渡ってるしね。こんなに疲れる曲ばっかなのに、前半から後半まで一気に聞かせるって点では過去のアルバムより凄いね。特に終盤のキャッチーさはすばらしい。
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4位 『Hail To The Thief』 RADIOHEAD |
ちゃちな言い方だけど、確かに今までのレディへのを混ぜればこんな感じになるのかなぁって。正直BensやOK〜に比べれば全然イマイチなんだけど、まーレディへの場合、最低ラインが高いからな〜。いい作品ではあるわけよ。再び聴けたジョニーのギターを筆頭にメンバーの仕事振りは素晴らしいし、前2作を踏まえたうえでこれを聞くと、あぁここまで来たかーとかオレなりに偉そうに思っちゃったりするのよ。ただ、もっと期待しちゃう。まぁ、いい曲は凄くいいしサマソニ素晴らしかったからこの順位で。 |
5位 『Youth & Young Manhood』 KINGS OF LEON |
新人勢の中でトップの順位をくれてやる。オレは彼らの写真を見てもうやられたよ。どこが平均年齢21歳だよと。彼らが普通のなりをしていたら、恐らく順位はここまで高くないでしょう。あれでこの音楽かよ!!熱すぎる。トータル的に、もっとねっとりしたアルバムを想像してただけに、勢い重視でいい意味で裏切られた。ライブはむちゃくちゃだった。走るし音はバキバキしてるし。でも見た目で許せちゃう。 |
6位 『Magic And Medicine』 THE CORAL |
一年の間をとらずに発売されたセカンドだわ。予想通りというか、ファーストのグッドメロディだった部分を前面に押し出してきた感じのアルバムで。うん、聞かせる方向に徹した一枚。いいセンスしてるなぁ〜、ってホント思う。ただ、オレはファーストの方が好きだな。てことで、6位あたりで甘んじてもらいます。まぁ6位っても相当高いんだけどさ。オレはおまえのおっさんボーカルが激しく聞きたいんだ!!はっちゃけてほしかったね、もーちょい。 |
7位 『Dear Catastrophe Waitress』 BELL & SEBASTIAN |
手元にはあったがたいして聞かずに置いてあったんです、これ。でも昔から順々に聞き込んでベルセバにどっぷり浸かった後にこれを聞いたら、いいじゃないか!という自分を反省すべき一枚でした。音が全然違う。賛否両論だねこれは。まぁ確かに前作までのあの雰囲気に比べるとかなり明るくアップテンポだから否定的になる気持ちもわかるっちゃわかるんだが、客観的に見たら良曲ぞろいだぞ、これ。 |
8位 『Room On Fire』 THE STROKES |
何よりこのバンドはアルバートのギターと、ファブのドラムが凄くCool !! だね。このアルバムはファブのドラムが彼のスタンスを保ったまま複雑化してる点と変わらぬバンドとしてのかっこよさ、それから2「Reptillia」を評価してます。いいか悪いかは分かれそうだけどね。しかしやっぱり1stに比べちゃうと、全体的に曲自体はそこまでだなぁ。しかしレプティリアは最強だね。先行してサマソニで演奏した時に、なにこの曲、すげぇかっけぇ!!って横でもみくちゃになってる木口さんに叫んだ記憶がある。 |
9位 『And They Walked Away』 THE BANDITS |
コーラルがいたため衝撃度がそこまでだったが、コーラルがいなければ恐らく凄い衝撃だっただろうと思われる非常にもったいない・・・申し訳ない。もったいないバンドだ。ストレートで口ずさめちゃうような曲がそろってるんだけどなぁー。うーん、もったいない。何かがもう一押しほしかったりもするんだけど。それが何なのかわかんないんだけど、とにかくよくできた作品ではあります。 |
10位 『And They Walked Away』 FOUNTAINS OF WAYNE |
彼らは凄くいいものを持っているのに、あまり実力に見合うだけの評価をされないままにここまで来てしまったが、これでまた変わるでしょう。きらめくような卓越したポップセンスが印象的。@「Mexican Wine」からはじまる魔法のようなポップアルバム。WEEZERに通じるものがある、ちょっとださくて、かっこよくて、少しホロリときてしまうそんな曲がずらずらと並んでいる。 |
11位 『Fever To Tell』 YEAH YEAH YEAHS |
新人デビュー作としては凄い完成度だよ。何で10位なんだろう。あれこれごちゃごちゃ考えてたら10位になったんだけど、間違いなく傑作の部類に入る一枚。んでまた、ちょっと前に出したEP集の曲が一曲も入ってない、ってのが懐の深さを感じさせていいじゃない。カレンOのキャラもさることながら、なんつってもギターとドラムだけでここまでぶちかますのですか?という後ろ二人の実力の高さ。変幻自在に動き回るギターとドラム、そして怪女カレン。うーむ、やりおるわい。 |
12位 『Enemy Of The Enemy』 ASIAN DUB FOUNDATION |
数多くの民族楽器や、民族音楽の音階を貪欲に取り入れている姿勢が非常に好感度大です。政治的メッセージも強いです。勢いが凄くて格好よろしい。特に@「Fortress Europe」のイントロからボーカルへの入りの爆発力たるや素晴らしい。テレビでもよく流れていたので、このイントロを聞いて「あー!」って人も多いんではなかろうかね。 |
13位 『39 Minutes Of Bliss』 CAESARS |
まったくのノーマークだったスウェーデンはシーザーズ。聴いてびっくり、買わなきゃ!と思って購入。オルガンが非常にいい味を出していて、楽曲に独特のスパイスを与えているね。ポップだよね、凄い。声に渋みというか、もっと貫禄が出たらさらにかっこいいだろなー。またジャケットがなんとも安っぽくていい味出してるんだわ。 |
14位 『Get Born』 JET |
凄い売れてんのね。これ買った時はそうでもなかったんだけど、今はイギリス、日本はもちろんのこと、イギリスで売れるバンドは大抵受け入れられないアメリカマーケットでも馬鹿売れなんだとかどうとか。うーん、何か凄い器を感じさせるなぁ。確かにこのモロロックンロールな感じは好きだし。オレは何より、久しぶりにドラマーを評価したいバンドでもあるからね、応援してくよ。がんばってくれい。 |
15位 『無題』 downy |
こういうバンドこそ認知されていってほしいんだが、なかなかファッキン日本音楽界では難しいだろうなー。しかしホントにハイセンスな人たちで頭が下がる。で、確かこのアルバムから、ライブやPVにおける映像担当者が変わってて、この人(柘榴さん)は前の人が実写重視だったのに比べてCG重視な人で、見比べるのもおもしろい。まぁー、オレ的には前の映像の方が好きなんだけどね。そこは好みかもしんない。 |
次点 『Bring 'em In』 MANDO DIAO |
このアルバムはけっこう聴いたな。はじめミスタームーンを馬鹿にしまくったけどアルバムしっかり聴いたらキたね。いろんなとこで叩かれてはいるけど、でもメロディは褒められるべきよ。単純にいいと思えるもん。名盤だと思います。ただ、ちょっと浅い、というか若い。深みが足りない点でこの順位、だけどでも一枚目だしそんなん求めなくてもいいっちゃいいんだけどね。何様だオレは。。まぁでもだからこそ、次がどんなんになるか楽しみだ。 |