『Weight Of The World』 BLACK REBEL MOTORCYCLE CLUB | 『Sky Starts Falling』 DOVES | 『ペチカ』 MO'SOME TONEBENDER |
切ない、切なすぎる。声とメロディ、アコギが絶妙。巧い、巧すぎる。最高だ。 | 目も眩む程の音の粒の洪水。タイトルに相応しい空が落ちてくるかのような一曲。 | かつての『echo』に並ぶモーサムのバラード曲。二順目のサビ詞がすばらしい。 |
『E-Pro』 BECK | 『Hoppipolla』 Sigur Ros |
ベックの持ち曲の中でもギターで攻める代表曲「Devil's Haircut」を超える出来です。 | 目も眩むほどの光で示された道を一歩一歩踏みしめて歩いて行こう。素晴らしい。 |
1位 『Howl』 Black Rebel Motorcycle Club |
ロック当たり年2005年を制したのはBRMC。劇的な音楽性変化というか回帰というか、とにかく彼らの底力と音楽性の高みを見せ付けられました。最強にかっこいい大傑作盤。 |
2位 『Takk ...』 SIGUR ROS |
シガロスは毎回圧巻以外の何者でもないね。氷河期を抜けて光が差し込んできたような温かみを感じる作品。孤高の存在が少し近くなったような・・・オレは評価。 |
3位 『The Invisible Invasion』 THE CORAL |
一曲目のベースラインからコーラル節炸裂で高揚感を煽る。1stでのミックス感と2ndでのメロディラインを綺麗に昇華したうえで生み出された傑作盤。 |
4位 『You Could Have It So Much Better』 FRANZ FERDINAND |
1stをはるかにしのぐ最高のポップセンスと構成力。大衆を味方につけ、確信犯的に詰まれた彼らの戦略から垣間見える実力の高さは驚嘆に値する。 |
5位 『Guero』 BECK |
今年度初頭ベック節炸裂。オレ的にはベックの中で一番好きな一枚です。今作のサウンドアプローチは凄くオレのツボをおさえている。やってくれるね彼は。 |
6位 『X&Y』 COLDPLAY |
世界を制したプレッシャーを見事はねのけ、相変わらず実力が高い作品をリリースしたことは喝采。既にバンドとして熟してきている彼らの次の作品に更なる期待。 |
7位 『Some Cities』 DOVES |
相変わらず壮大で奥行きのある音楽性を奏でるダヴズ3rd。煌びやかに跳ねる音の光の粒が聴く者を至高の世界に導いてくれます。素晴らしき哉ダヴズ。 |
8位 『In Between Dreams』 JACK JOHNSON |
昨年の夏は大変お世話になりました。今までと比べてのロック的アプローチが凄く好きです。これを聞くときっと'05夏の思い出が甦ってくるんだろうな。 |
9位 『Rockin' Luuula』 MO'SOME TONEBENDER |
毎回楽しみなモーサムトーンベンダー。今回はロックンロール志向オルタナポップとでも言おうか。最終曲「ペチカ」に向かって怒涛の名曲ラッシュです。 |
10位 『Elevator』 HOT HOT HEAT |
彼らは化けたね。独特のひねくれポップセンスを大衆的なメロディを得るところまで昇華させながらも、その姿勢は変えることなくスタンスを保ち続けた名作。 |
11位 『Waiting For The Siren's Call』 NEW ORDER |
愛すべきオッサンたち、ニューオーダー。前作から予想以上の速さでリリース(といっても3年以上たってるけど)。今回も欲しかった音とメロディを見事にくれました。 |
12位 『Get Behind Me Satan』 THE WHITE STRIPES |
個人的には世界中で大絶賛だった前作よりも好きです。様々なアプローチを試みることによって、ジャックホワイトの天性の音楽センスが前作以上に浮き彫りに。 |
13位 『Silent Alarm』 BLOC PARTY |
楽器隊のうねりと勢いが聴き手をひきつける。今年登場した数々の新人バンドの中では圧倒的に頭ひとつ抜けたバンド。リミックス盤もいい感じです。 |
14位 『Make Believe』 WEEZER |
1stの頃のようなキラキラ感と同じような構成力を感じさせる。ウィーザーは変わらないね。そのポップ感は常に万人に受け入れられることだろうなぁ。 |
15位 『No Wow』 THE KILLS |
濃い。泥に沈んでいくように濃いんだが、それがメチャクチャやばい。今いる女性ボーカリストの中でオレがトップクラスに好きなヴィヴィ嬢。相変わらず格好良いっす。 |
次点 『Nikki』 くるり |
ギターロックに回帰したくるり。「図鑑」「TEAM ROCK」好きのオレとしては大変好感を持って受け入れたい一枚。試聴してにんまりしてなつかしさを感じる。 |
2005年は順位付けするのがきつかった。たまにこういうロックの当たり年ってのが来るんだよね。オレの中では、2005年のトップ10圏内は去年や一昨年にリリースされていたらトップ3争いをしている作品だと思います。他にもADFやBritish Sea Powerなんかも良かったんだけどとてもこの名盤群の中では入れません。巨匠オアシスですらランク外。いい年でした。
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