『You Got The Love』 INNER CITY JAM ORCHESTRA | 『I Bet That You Look Good On The Dancefloor』 ARCTIC MONKEYS | 『Country Girl』 PRIMAL SCREAM |
2006年ダントツぶっちぎりの一曲。突き刺さるビートに最強のピアノとストリングスが踊りまくる。 | どれにするか迷ったが、初めて聞いたときのにんまり具合とリフのセンスからこの定番曲を。 | これぞロックンロールのスタンダード。サビの高揚感はこの年ピカ一か。 |
『Put You In Your Place』 SUNSHINE UNDERGROUND | 『Funny Little Frog』 BELLE AND SEBASTIAN |
フロアを沸かせること間違いなしの一撃必殺ロックチューン。ラプチャーより全然いい。 | なんとも哀愁溢れるメロディとギターカッティングにスチュアートの声がはまりすぎ。 |
1位 『EMMA HOUSE 2014』 DJ EMMA |
DJ EMMAの集大成である14枚目のEMMA HOUSE。歌モノ寄りのDisk1、エレクトロ寄りのDisk2、両方良いです。つなぎかたも非常にうまい。特に1枚目後半JInner City Jam Orchestraのトラックと前後の流れが最強すぎます。あがるよー。 |
2位 『The Life Pursuit』 BELLE AND SEBASTIAN |
今年は凄かったベルセバ。ベルセバ初級者〜上級者まで唸らせる出来の良さだと思います。メロディが研ぎ澄まされ、よりポップに。リフが研ぎ澄まされ、よりロックに。スチュアートのバンドマスターぶりも健在。文句なしの一枚です。 |
3位 『Adventures In The Underground Journey To The Stars』 SOUTH |
@「Shallow」が絶品。サイケとダンスを包括した内向1st、物語性を持った叙情派2ndを経て、3rdはUSインディーロックのようなマニアックさと卓越したメロディセンスを併せ持つ傑作。なんか地味なんだけどそこがまたいいんだよねサウスは。 |
4位 『Riot City Blues』 PRIMAL SCREAM |
ジジィと呼ばれても差し支えない年齢なのに、十代のような瑞々しいロックンロールをこなしてしまうボビー・ギレスピーに感激、プライマルスクリームの根源がここに見えます。この作品と次位のJETは近年稀に見る超王道ロックンロールの良作。 |
5位 『Shine On』 JET |
1stなんて比べ物にならない出来。正直、今一番説得力のあるロックンロールを演奏できる人たちだと思います。実際に結果をしっかり残しているバンドであることがその証明。オレはこういうコテコテなバンド大好きだぞ。 |
6位 『2×2』 INDIGO JAM UNIT |
関西のクラブジャズユニットです。凄く繊細なんだけど時に熱い。日本音階が時たま顔を覗かせるので凄く好感触。既存のジャズよりも、ロック、ハウス、ファンクテイストが加えられたジャンルレスなところが非常にかっこいい。 |
7位 『So Far』 RASMUS FABER |
ハウス界の寵児、ラスマス・フェイバー。ジャズにラテンにブレイクビーツ、軽快でポップなセンス溢れる楽曲が並んでいます。これを嫌いになる人はいないでしょう。@「Ever After」は世界中のDJを巻き込みました。聞いたことあるはずです。 |
8位 『Whatever People Say I Am, That's What I'm Not』 ARCTIC MONKEYS |
UKロック界では間違いなく今年の顔。ネットを使った新世代のプロモーション法と、様々な記録を塗り替える大爆進が目立ちました。しかしそれを支えたのは何といってもメロ、リフ、ボーカルの3拍子揃った珠玉の名曲の数々です。 |
9位 『Tired Of Hanging Aroung』 THE ZUTONS |
もうこいつらのひねくれた感じは大好きです。前作よりも、よりソウルフルに泥っぽくなっています。たまんないね。演奏力もアレンジ力も相変わらずかなり高いレベルで保たれています。またライブを見たいもんですわ。 |
10位 『Agitato』 INNER CITY JAM ORCHESTRA |
女の子2人組、鍵盤とバイオリンのインストクラブサウンドユニット。ミニアルバムなんで数曲しか入ってないけど、むっちゃくちゃかっこいいです。この中のD「You Got The Love」は超しっとりVer.で。 |
11位 『Crazy Itch Radio』 BASEMENT JAXX |
作品通して一連のラジオ番組の構成になっているおもしろい試みの一枚。疾走感を持ったまま、ジャンルを縦横無尽に横断する展開がなんともかっこいいです。 |
12位 『B.I - Braniff International』 RASMUS FABER |
「伝説の航空会社"ブラニフ"が21世紀の今もフライトしていたら、こんな音楽が機内で流れている」というコンセプトの元、ラスマス・フェイバーが曲をセレクトした一枚。凄くおしゃれですよ。 |
13位 『At War With The Mistycs』 FLAMING LIPS |
相変わらずの唯一無二でおもしろいサウンドとポップなメロディが耳を引きます。@が爆発力あるだけに、後半淡々と進みすぎているかな?でもラストK「Goin' On」が凄く泣けるので終わりよければです。 |
14位 『Love Mysterious』 KASKADE |
こりゃ甘い。エロゐ。ハウスはメロディが綺麗にのるので、こういうメロディセンスのある人の作品はとても聞きやすいです。部屋で大音量で聞くも良し、ドライブデートのお供にも良し。 |
15位 『73 Touches』 HOCUS POCUS |
基本的に聞けないヒップホップですが、朝霧JAMでのライブがあまりにも良すぎて買った一枚。バンド構成でジャジーでファンキーな演奏とフランス語のラップがしっかり融合しています。 |
次点 『Good Morning』 SPECIAL OTHERS |
元気いいね。スペシャルアザーズのメジャーデビュー作。インディー期の作品の方がいいけど、こういうサウンドがメインストリームに上がっていってくれるのはいいことだと思います。 |
素晴らしい作品が並んだ年でした。以前よりもハウスやジャズが好きになってきたので、あれこれ手を伸ばしてみた年でもありました。トップのDJ EMMAとベルセバが混戦、3〜5位のサウス、プライマル、JETがこれまた混戦、10位以降に10枚位で混戦、といった感じでした。順位には惜しくも入らなかったけど良かった次々点としては、Sunshine Underground、Albert Hammond Jr、Richard Ashcroft、Pet Shop Boys あたりです。
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