学生最後の一人旅5日

3月に入り学生生活もカウントダウンに入る。帰国翌日は卒業式、ゆえに「楽しみだけど来ないでくれー」と思っていた今回の旅。でも当たり前ながら時間ってやつは順当に流れるんだな。

エア・インディアにより直行便でデリーに行くので楽だ。何かと評判の悪い航空会社だが、隣の子供が我侭で超うるさかった以外は、飯も旨かったし揺れもほとんどなかったし良かった。空が薄暗くなってゆく頃に着陸態勢に入る。夕陽が美しいな。

さぁ、まずは最低にして最高と名高いインド。緊張するぜ。



悪名高い空港〜市内

空港からデリー中心地へ。被害が最も多いのはこの過程であり旅行者を悩ませる。被害を食い止めるはずのプリペイドタクシーでの被害が後を絶たないというのはどういうことよ。高額なツアーを組ませようとする旅行会社に連れて行かれたり、ぼられたり、脅されて金取られたり、ひどいのになると殺されたり。オレは敢えてバスで行くことにした。バスでの被害も多く報告されているのだけれど、敢えて庶民的なバスの方が被害に合う率は低いんじゃないかなと。「これはニューデリーには行かないバスだから降りた方がいい」というオッサン早速来たけど無視。

走る。空気がたまらん。こういった熱のある途上国感はスリランカ以来で久しぶりだ。軽い緊張感や興奮、期待、色々な感覚がない混ぜになった熱い空気。ここはインドなんだな。



メインバザール

バックパッカーの聖地、メインバザール到着!オォ〜汚いねぇ、さすがインド。衛生とか気にする人はウルトラマンより早く死ぬな、これは。野良牛とかいるのはどうなのよ。ヒンズーにとって牛は神聖な動物であるがゆえ駆除せず放置しているらしいが、それにしても普通にいすぎだろ。

適当な安宿で荷を解いてかるーく散歩。道のど真ん中で変なコンサートやってて盛り上がってたのだけれど、テレビ中継入ってたし、一応国の中心地デリーだ、もしかしたら有名な歌手だったのかもしれないな。

うるせぇ客引きもしつこい物乞いも牛も犬もゴミも糞も腐るほどある。でも思ったより全然平気。前もって聞いてたほどじゃない。こういうのに面食らって「インドありえねー!」ってなる人も結構いるらしいけど、こういうのはもうそれなりに慣れた。うん、大丈夫だ。しばらく歩いてホテル戻って寝る。明日はデリー市内を歩こう。暑そうだなぁ。

↑メインバザールから。

↑夜中だってのにオートリクシャーは大量営業中