再度祖谷をつらつらと

日向ぼっこを適当にすまし、味噌田楽を食べながら再度バスに揺られる。行き先は大歩危峡、舟下りができるところだ。 バス代が意外とかさむ。予定外だっ!!そうしていると、大歩危峡に止まる。ここでどうやら舟下りなるものが出来るらしい。熱いじゃないか。



舟下り

金を払い、川に向かって降りていくとそこに川下り用の舟が待ち構えていた・・・その自然の厳しさ、ってやつを見届けてやろうじゃねぇか、さぁきやがれ!ってノリではなく、実際は家族連れも多いのほほんとした感じの舟下りだった。家族やカップルが多い中、髭生やした若者が一人で乗っている様は異様。でもたまにはこういうのもええやな。大歩危峡はその名前の通り、ぼけ(崖)道で大股に歩くと危ない場所であり、断崖の峡谷美と険しい秘境が今も残っている日本有数の景勝地として知られている。岩が美しかったなぁ。

↑岩が激しくも美しい。



高校の友人と待ち合わせ

その後バスで阿波池田駅までひたすら揺られる。そしてそこから電車でゆったりと高松駅に向かう。人との待ち合わせがあるんだ。田畑の風景、山風景・・・うーん、街と山が密接なんだよなあ。そうなんだよな。首都圏は山と街が離れてるんだよ。でも四国は山と街が一体なんだよなぁ。そんな感じがするわ。

高松駅。ずっと昔からの友人である沢登、通称さわと会う。さわも夏休みを使って四国に来ていて、その日にちがちょうど合いそうだったから高松で待ち合わせをして会おう!となったわけです。あちぃ。その後オレの親父と待ち合わせて3人で飲みながらメシを喰らう。親父はうれしそうだったなぁ。オレの親父の親父、つまりオレのじいちゃんは親父が大学入ってすぐ死んじゃったからこういうのが出来なかったんだよな。いつか親父はこうやって息子であるオレとその友達におごりたかったらしいんだわ。激烈にクソあちぃ。