深夜バスで26日

夜9時半、横浜駅のバスターミナルに向かう。日本で深夜バスに乗るのは初めてだ。しかしさすが経済大国日本、座席は恐ろしくVIPだ。広々としていて設備も良い、これぞ金持ちの国。まわりのお客さんたちは、帰る人たちなのかな、時期的に。お見送りの家族や恋人の姿もちらほら。さ、行きますか。青森へ。



弘前到着27日

早朝、弘前駅前バスターミナルに到着する。空気が澄んでるぞ!都会暮らしをしているとわかるこの純度。そしてコンビニの広さに驚き。土地がなぁ、余りまくってるからな〜。青森県で一、二を争う都市である弘前の駅も、神奈川でいえば私鉄沿線沿い快速止まりませんレベルの駅である。しかし、それがまた何とも言えずいいのだ。駅前でボーっとしてると、一回の電車に学生が凝縮されていることに気づく。それはそうだ、こっちは東京圏内とは違って一時間に一本電車があるかないか、逃せば終了なのである。たまんねーよ、そういうの。そして女の子くそかわいい。色白い。

↑天下の弘前駅              ↑入口



青森にて

友人に会うため一時間ほど電車に揺られ、青森駅に向かう。もちろん一時間に一本。途中の景色は・・うーん、田園風景最強。大学一年の夏、北海道に行った時の風景を思い出し懐かしさと感動で胸が高まる。途中乗ってきた凄くおしゃれな姉ちゃん、この人は田舎暮らしに満足できず東京に出たがったりしてるのかなぁ・・姉ちゃんを連れ出しての逃避行云々くだらないこと考えながら風景を見ていると、いつのまにか着いていた。うーん、短いな一時間。辻堂−東京の一時間は超長いのに。

客人を30分待たせた友人と、津軽湾を見ながら話をした。彼女は東北が不便だとは思うけど、でも大好きだそうだ。東京の方はやっぱり時間の流れの急激さにとまどいを覚えるんだと。人の冷たさを感じるんだと。まぁそうだよなぁ、寂しいけどそれは多少なりとも言い当ててるもんな。旅来てるテンションのことを差し引いても、こっちの人は話しかけやすい。そういえば地元でこっちのバス会社に電話した時も、対応してくれたおっちゃんは普通に客であるオレにタメ口で人なつっこく色々教えてくれたなぁ。その後、街中をちょっと歩いて、観光センターなるものに行ったりもして、んで昼飯ですよ。青森来たんだから魚介類食べなきゃ駄目らしい。うに丼食べた。普段は3000円のところ(ホントか?)特別価格で半額だったんだが、激烈に旨い、甘い、とろける。こりゃ幸せな味だわ。

↑津軽湾景。風強かった。