度重なる内戦の傷にスマトラ沖地震の津波被害。それに加えて外相暗殺による国家非常事態宣言。それでも俺の気持ちはこの国へと駆り立てられた。漠然とした憧れがあり、見てみたいものがあった。
実際のスリランカの人々は良くも悪くもこういった事態に慣れていて、俺を厚く歓迎してくれたように思える。「インド洋の涙」と呼ばれるこの島国での素晴らしい経験をここに。