これが憧れのシバームだ

そもそも何で今回イエメンなんて場所に行こうと思い立ったのか、これを読んでいる方は少なからずそれを思うかもしれない。そしてその答えはここにあると思っている。オレはこのシバームが見たいがために今回の旅を企画したのだ。

今から2500年以上も前、最高級の香料としてなくてはならないものであった「乳香」、その乳香の商路の拠点として、また乳香により繁栄を極めたハドラマウト王国の首都として、このシバームが出来た。砂漠に突如出現する摩天楼都市シバーム・・・、度重なる洪水や侵略の度に修復を重ね、今もこの泥とレンガの高層ビルには人々が暮らす。

そこに足を踏み入れること、この目にシバームの陽炎を焼き付けること、これがこの旅でオレが成したかったことなのだ。

↑感無量。



日本人

しかしよくもまぁ泥とレンガだけでこんなにも高い建物を造るものだ。それもこの気候と歴史がそうさせたのだ。砂漠の遊牧民の襲撃、洪水、熱砂、暑さを防ぐために、街は密集し背を高くするスタイルになっていったんだな。必然だったんだ。しばらく街中を散策し堪能してサユーンに帰る。名残惜しいけどね、とてもいいもの見れたよ。

「あの電波塔はジャパンが作ったんだ。そのおかげでオレたちはラジオをこうして聞くことが出来る。電気を引いてくれたのもジャパンだ。そのおかげでオレたちは楽に暮らすことが出来る。おまえたちは本当にすばらしい民族なんだよ」
そう言われると自分が建てたわけでもないのに何だか照れる。しかし日本はこんなところでも活躍していたのだな。改めて日本という国の持つ国力や心意気、というと良く聞こえるけど、そういったものを感じる。こんな砂漠のど真ん中でインフラ整備をしているのだから。



だるー17日

目的を果たしてしまうと、この暑さが途端にだるくなる。だるー。昼から灼熱地獄を散歩する気にならないよ・・・。昼間ではホテルとその付近でゆったり過ごし、夕方街の中心街へ赴く。気さくで親切な人たちのおかげで居た堪れない気持ちになることはないな。フルーツジュースがうまいー!マンゴージュース最高。夜道は真っ暗だが、月明かりで歩くというのもオツなものだ。これで冷えたビールでも飲めれば最高なんだけどなぁ〜。

↑何か積んでるとこ。