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マレ地区巡り
忘れてやいないか。オレたちがモンサンミッシェルに行きそびれているということを。そう、今日はモンサンミッシェルに(電車で)行くことにしたのです!朝早起きして電車でモンパルナス駅まで向かうと・・・切符売り切れ。チーン。モンサンには嫌われてんなぁ。「きっと欧州版江ノ島だべ」とか言ってたからなぁ。結局二日後のチケットを予約して、今日は自由日ということになりました。 宿に戻りガッツさんとミーに驚かれ、しばらく休んだ後に行動を開始。コレットでCDを買い、ジャン・ポール・エヴァンでケーキとコーヒーを堪能した後に、さわとマサとマレ地区へ向かう。日本でいう代官山、恵比寿みたいな雰囲気。若者のファッション文化の中心であり、ゲイがひしめく地区でもある。ゲイはオシャレだからこれは必然だね。古着屋や雑貨屋を歩きまわるが本当に飽きないんだな!楽しい。その後さわと別れて、マサとおしゃれなバーで昼間っからビール。もういい気持ちになっちゃったけど、後に頼んだアロエビールはマジで我々シッパイマンズ。紫蘇ジュース炭酸版みたいな感じでクソまず。 食材を買い込んで帰宅。今日の夕飯はサーモンとアボガドのクリームパスタ。パスタを大量にゆですぎて全員腹パンパンになって悶え苦しんで寝る。 ![]() ↑飲んだバー。音楽もいい感じ 新社会人へ 朝、くっそだるい。これはやばい兆候だ。ここ数日体調を崩していたゲーリー洞澤をからかっていたが、ついに自分に白羽の矢が立ったのか。吐き気が止まらんしフラフラする。しかし根性で無理矢理起きる。 ギャラリーラファイエットにてオレたちはクソ熱い行動を決行する。それは、社会人になる自分たちに自分たちからブランドもののネクタイのプレゼント。やれディオールだやれアルマーニだとかっちょええネクタイを買う。そしてこの頃からオレの体調は回復に向かう。危ない、この後のレストランを楽しめないところだったよ。一時はリアルに宿に戻って寝込むだろうことを覚悟していた。洒落にならん。 神の食事 そしてついに来てしまった。フレンチの最高峰、三ツ星レストラン「TAILLEVENT」。入る前はクッソ緊張した。正直アジアンの学生4人が来ていいようなところではない。実際他のお客さんは金持ってそうな奥さんやデザイナーのような人などで、オレたち場違い甚だしい。しかし!もう後には引けない。なんのためのおフランスだ。なんのために今スーツを着ている。行くしかねぇ。 外装は「えっ、ここ?」ってくらい普通のレストランなんだけど、中に入るとそこは貴族の家。ギャルソンが迎え入れてくれる。オレたちは、はじめ「ギャルソンにお前らごときが来るような店じゃねぇオーラ出されたらどうしよう」的な話をしていたんだけど、そこはなんていうか、やはり三ツ星レストランのタイユヴァン、サービスも超一流だね。学生のオレたちには、冗談なんかも交えながら軽めのノリ(それでもキメるとこは完璧)で接してくれてこっちの緊張をほぐしてくれる。ソムリエもわかりやすい英語でオレたちのワインを勧めてくれる。料理はもう言わずもがな。「何だこれ!?」「うめぇーー、ハァ〜ン」「神すぎる・・・」。結局どんなにマナーとか気をつけて格好付けても、酒も入ってるしなんだかんだ地が出ちゃうね。でもまぁこんなに旨そうに食う客もいねぇだろ、ってことで。味、見た目、香り、量、どれをとっても大満足!!あー、史上最強の社会勉強になりました。 そしてお会計・・・。 4人でしめて・・・10マンエン!!!! ジーザス!円パワー!!!!ランチなのにジュウマンエーン!! あー凄い額が一瞬にして消し飛んでしまった。しかし本当に凄い経験をしたよタイユヴァン。旨かったー。 バレエ再び その後日本人の溜まり場ルイ・ヴィトンやトヨタの展示場でクソかわいい姉ちゃんに萌えて、夜は再度バレエに行きます!今度は前回のオペラ・ガルニエとは違い、近代的な建物のバスティーユ劇場。白鳥の湖を見る。座席は奮発して最上の席をとりました。ど真ん中斜め上から見下ろす形でバレエを堪能する。音楽も知っている類のものだったし、演舞もわかりやすかった。特に白鳥の踊りは、本物の白鳥に見えてくるほどに優雅でしなやか。なんであんな風に踊れるんだろうか。裏では熾烈な生存競争と血の滲む様な努力が為されているんだろうなぁ。 あー今日は湯水の如く金が消し飛んでしまった。馬鹿だオレら。でもそんな自分が好き。最強。 ![]() ↑拍手喝采でした |