FUJI ROCK FESTIVAL '08

7月25日     7月26日     7月27日

今年も行くぜ!フジロック。みんな働いてるし、大人数でフジロック行くなんてこともなかなか出来ねーだろうってことで、今回は音楽好きの友達に広く声かけたところ、オレ、まっつん、伊藤、大ちゃん、伊藤嫁、暴君様、ゴワッチ、ジンが参加、さらに然之助とゆかちゃんとえいちゃんのチームも加わり、さらに土曜からもっちんが来て、計12人のスーパー大所帯になった。

ブログ立てて情報交換したり、テントもでかいの3つ手配したり、車はだれが…と準備段階からかなり楽しいイベントとなった。前週には大ちゃんちで前夜祭と称したイベントも開き、いざフジロック08だぜ!





当日、夜中の12時頃到着!みんなでテント建てて一息ついたらテントサイトから降りて、一杯乾杯だぜー。


朝クソあちー中寝汗かきながら目が覚める。うおー、なつかしい感覚だぜ、この不快感極まりないのに何故か気持ちいい目覚めは!


朝のテントでみんなでだべりながら、時間をつぶしていく。こういう何気ない何もしてない時間がすごく楽しかったりするんだよな。


オアシスエリアでメシとビール腹に入れてみんなで写真をパチリ。平日の朝から大自然の中で飲むビールは最高ですな、とか言いながら。


一発目はみんなでRYUKYU DISCOスタート。グリーンステージの演奏見ながらテンションあがって、そのままホワイトステージで踊る!朝一から踊れるアクトってのは素晴らしいぜ!


ところ天国。毎年憩いの場となるこの場所だが、今年もやっぱりここでマッタリしてしまう。でも今年はとうとうバーガー食べられんかった〜、残念。


好きなものを見ればいいし、各自基本自由行動ってことにした。その後バラけて、オレらはオレンジコートに向かって、4人でHOCUS POCUS ⇒ フィールドオブヘブンでLITTLE TEMPO。両者フジロックらしい気持ち良くなるアクトを見せてくれたが、特に朝霧で衝撃を受けていた、ジャジーなバンドサウンドに乗せたフランス語のヒップホップで盛り上げるHOCUS POCUSは今フェスでもベストアクトだったかもしれない。


オレは急いでグリーンステージに戻り、しぬほど好きなバンドTRAVISのアクト。代表曲をほとんどやらないニューアルバムに向けたお披露目的な感じだった。でも雨にあわせて急遽演奏した「Why Does It Always Rain On Me」は超感動。ん〜、やっぱいいわあ。


TRAVISを見てたやつらと合流して、苗場食堂でグビグビ飲んでまったり。ござはいいね。その後流れでTHE VINESを見ておく・・・と若干軽いノリで見たのだが予想以上に良かった。お客さんをバッシングして帰ったという鬱病時の来日公演の汚名返上となるアグレッシブなアクトだった。GET FREE聞きながら、「コピーしたなぁ」などと感慨深く見る。


みんなで集合してSPECIAL OTHERS!わたくしはここは血と鉄の涙を流しながら迷いました。正直今年のフジの目玉ともいうべきマイブラが見たかった。スペアザはまた見る機会あるだろうし何度も見てるし。ケヴィンシールズの轟音と「Only Shallow」のメロを聴きたかった。。。でもやっぱりお祭りだし、みんなでスペアザ騒いで見る方が価値があるだろうな、と思ったんだよね。もちろん、みんなで踊って騒ぐスペアザは最高だったよ。


そのままオールナイトフジ。入場規制必至のビッグアクトが立ち並ぶ。正直今年のオールナイトフジはホワイト〜グリーンステージ規模でも出来てしまうのではなかろうかという布陣。案の定あまりの人の多さに快適とは程遠い環境下。しかも電気グルーヴ時間短すぎ&人多すぎて踊れねー&音悪い、ってな感じでテンションイマイチ上がらず。

はっきりいって3日間あるうち、なんでこんなに集中した?ってくらい初日は見たいアクトが盛り沢山。みんな疲れてるのが明白だったんで、明け方まで凄腕DJが並ぶのは魅力だが、電グル見てしばらくしたら、明日以降に備えてテントサイトに戻ることにしたよ。

人多すぎて進めね〜。





やっぱりあちー!目が覚める。2日目!昨日あんだけ楽しかったのに、まだ半分も終わってないんだぜ。


みんなは「やべぇ、モンパチ見てぇ!」と朝一のレッドマーキーへ向かう。わかるわかる、オレも大学ん時ライジングサンでなんだかんだモンパチ見たくて見ちゃったし。伊藤とふたりでテントでぐだーっとしてると、「小さな恋のうた」が聞こえてくる。うーん、いいね。

みんな戻ってきて、もっちんとゆかちゃんが合流して、よーしそんじゃ何見るか!・・・風呂でよくね?とダルダル。



ゆったりしつつ、夕方に差し掛かろうとする頃、グリーンステージに基地を陣取る。ここからのASIAN DUB FOUNDATIONザ・クロマニヨンズPRIMAL SCREAMUNDERWORLDの流れはすごいね。個々に自由行動しているとはいえ、この流れにはやっぱみんな乗るよな、ということで全員集合状態に。


エイジアンダブで大盛り上がり。「Fortress Europe」と「Oil」クソ上がるわー。女の子たちもエイジアンダブはノーチェックだったらしくかなり好評を博す。その後、グリーンステージをバックにパチリといったら、残ってヒロトとマーシー見るやつらと、ホワイトステージの THE ZUTONS 見るのに分かれる。オレは大好きなのでズートンズ見に行くよ。

演奏を見ていても、彼らはもう若手UKバンドというには頭がひとつもふたつも抜けちゃってるね。楽器の演奏力がまず飛びぬけてるし、ロック、ソウル、カントリーがごった煮になったへんてこなサウンドは同郷のTHE CORALに唯一張れるバンドじゃなかろうか。さすがの演奏!



その後のプライマルとアンダーワールドはすごい盛り上がりだった。もちろん彼らのアクト自体も最高だったんだけど、それに加えてオレたちがもろもろの関係者を巻き込みつつ合計17人のチームになっていたからだ。


新潟の奥地で開かれる、決してアクセスがいいとは言えない環境、洋楽志向のメンツ、気軽に行けるフェスとは違って"好きじゃなければ"行けないフェスであるのがフジロック。その中で20人近いチームでいる人たちなんてまずいない。さいっこうに気持ち良かった。このメンバーでのテーマトラック的な扱いになっている「Born Slippy」!苗場の山々に響き渡る本家本元の「Born Slippy」!みんなではしゃぐ「Born Slippy」!やばいね〜。






日曜日!朝、麓でメシを皆で食っていると、なんとモトとダイキに会う。笑った。メロコアキッズである彼らをも強烈に惹きつける今回のメンツ、やはりフジロックは素晴らしい。


そして伊藤とまっつん、それからゆかちゃんとはここでお別れ。残念だが来年こそはぜひとも3日間フルで楽しみてーところだな!本気でフジを楽しむなら、金月休みが鉄則。欲を言えば前夜祭の木曜日も。まったく社会人に優しくねーフェスだぜ。


今日は一雨くるだろう・・・との予報&実際の空模様。ところ天国でまったりしてると…ザーーーーー、キター!しかも一雨くるとかいうレベルじゃない。ドシャ降りの豪雨。雨降りまくり、雷鳴りまくり。


そしてそんな環境下で聞くBEN FOLDSもいとをかし・・・いや、やっぱ晴れてる方がいいぜー!きちー。

一度テントに戻るという皆と別れ、ひとりグリーンの基地でポンチョをかぶり椅子に座るオレ。かなり虚しい。目の前のチバユウスケ率いるTHE BIRTHDAY。。。悪くない、いやむしろカッケエ!みんな口をそろえてミッシェルガンの方が良かった言うのでまるで期待してなかったんだけどね。そりゃあーいうガレージロックンロールを期待したらそうだけど、これはこれでめっちゃくちゃカッコイイじゃないすか!チバ、というかリードギターの彼、惚れたぜ。


空が燃えるように赤い。雨は降っているのにだ。この不思議な光景も思い出に焼き付くんだろうな・・・。その後、THE MUSICのたいして良くないライブを見るが、すごいねー人。人気あるね〜。


雨も上がり、疲れる身体をひきずりグリーンステージに戻ると昨日大盛り上がりしたエイジアンダブがクロージングバンドとして演奏している。いやいや、昨日も僕ら楽しんだしねぇ・・・でもはっちゃけちゃいました!人もまばらなので広大にスペースを使いやっぱり最後まで大盛り上がり!



最後、オレは深夜レッドマーキーにてFreeTEMPODatAを見るために最後の力を振り絞る。フリーテンポは想像の範疇、とてもきれいな音像だった。しかし期待していたDatAはオレのその期待のはるか上を行く。疲れてんのに超あげてきました。ここへきて初日HOCUS POCUSと並ぶベストアクト!





あー心底楽しかった。この人数でフジロック、最高だったわ。あと何日も続けばいいのに・・・ってずっと思ってたね。う〜ん、こりゃ来年もだなーーー。