FUJI ROCK FESTIVAL '10

7月30日     7月31日     8月1日

もう恒例の行事と化してしまったフジロック。行く人がいなくて寂しい思いをしていた学生時代が嘘のようで嬉しい限り。いつまで続くかわからんが、いける限りは続けたいもんですわ。

しかし今年も本当に天候に恵まれなかった。前日、当日3日間、帰宅日、すべて雨が降っていますた。しかも、全国的には超快晴であったにも関わらず!新潟も全域快晴であったにも関わらず!苗場近辺だけが毎日雨降ってた… orz





朝はいい感じに晴れている。気持ちいい! でも俺たちは知っている。この程度の晴れ具合だと、昼過ぎから必ず雨が降ってくることを。装備をしっかり持っていざ出発だぜー。


とはいえ朝晴れでこういう乾杯ができるのは最高に気持ちいい!初日の朝はやっぱりビール飲まないと始まらないよなー。


この入場ゲートに向かうワクワク感は毎年毎年変わらない。まわりを歩いている人もみんなテンション上がってるのがよくわかるよな。


一発目グリーンはSuperfly。こういうみんな知ってて歌えるJ-POPが意外と楽しかったりするもんです。愛をこめて花束を、で大ちゃん結婚おめでと〜!


ひとりでGrapevine。俺の青春。かなり楽しみにしてたが、ギターに長田進が参加で、少し前に出した彼とのコラボレーションアルバムを前面に押し出したライブにて残念。昔の曲まったくやらず。わるかないんだが、純粋なグレイプバインが見たかったっす。まあフェスでこういうことやってくるあたりある意味硬派だと思うが。


フジロックで絶対欠かせないことのひとつ、ところ天国タイム!昼寝!天国バーガー!こういうのは晴れているうちにやらねーとな。


ホワイトステージ、toe → JAGA JAZZIST → スペアザ の最高の流れ。toe、スペアザは何度も見ているのもあるけど、凄かったのはJAGA JAZZIST!今回楽しみにしていたアクトのひとつにして、期待以上のすばらしいライブ。変則ビートと段階的に押し上げてくるテンション。スロット風のステージ上セットもかわいい。本日この時間帯より雨タイムに突入!でもそれが気にならないほどのあげっぷり素晴らしい!


今年はなんとアバロン横のフードエリアに、茅ヶ崎駅前の「加納食堂」が出店!湘南出身であることを告げると、ガッツリおまけしてくれました!熱すぎる。絶対地元帰ったら行くぜ!


MUSE なのか !!! なのか最強に迷いどころだったが、グリーントリのMUSEを選ぶことに。もうこういう場合はどっちとっても楽しいし、どっちとっても後悔だな!仕方なし! そのMUSE、正直7回くらいライブ見てますが、一番凄いライブだった気がする。たった3人であそこまですさまじい音を出せるってのは反則だ。


今年もボードウォークはじめ様々なところに綺麗なオブジェがたくさん並んでいます。こういう自然とアートが共存するのもこの手のフェスの良いところ。


オレンジコートでのオールナイトフジ。足元は泥の水たまり、足がベチャベチャして踊れねえ!!今年の服装は、例年のアジアンスタイルから、かなりアウトドアスタイルに移行したんだけど、長靴だけは持ってなかった。来年は長靴必要かな…。




朝は快晴!!男子どもはぐだぐだした後に風呂。女子どもはドラゴンドラへ。気持ちのいい朝ですわ。


この日はだいたいグリーンに陣取ってました。実力に裏打ちされた観客を楽しませるハッピーなライブだった「John Butler Trio」、名曲ラッシュの「Kula Shaker」!
ヘブンで「KITTY DAISY&LEWIS」を見たら、グリーンへ。そして個人的に熱すぎたのが、30年ぶりの来日、レジェンド「CCR」のボーカル「John Fogerty」!衰えることなく歌も楽器も超うまい!!「Have you ever seen the rain ?」の合唱は本イベント最大の感動ポイントだったかも。


この日も夕方からは慢性的にずーっと雨。クリスカニンガム良かったし、パエリアもうまいし、夜中マーキーの「BOYZ NOIZE」も予想以上にうまい!そして「MYLO」超かっこいい!!でもやっぱり晴れてくれ!





今年のフジロックはグリーンステージに素晴らしいメンツが集中したね。今日は「Ocean Colour Scene」スタート。貫禄と圧巻のステージング。名曲ばっかり。やっぱりこの英国バンド大好きだ。


オアシスエリア。晴れてるといくらでもメシ食いたくなるし酒飲みたくなる。でも雨降ってるとその意欲がとたんに下がる。今年は3日間とも夕方以降はけっこうな雨だったので、出店側は儲かったのだろうか。加納食堂来年も出してー。


OCSに始まり、ドノヴァン、ブンブンサテライツ、AFPと、この日もグリーンメインでした。ここまでグリーンに居座り続けたフジも珍しいかも。年かな…。


本イベントのベストアクト、レディオヘッドのトム・ヨーク率いるATOMS FOR PEACES。ソロ音源聞いたときは正直パッとしなかったんだけど、何このかっこよすぎるライブ。生楽器を前面に押し出したアグレッシブな内容にいい意味で裏切られる。レッチリのフリーがいるという異色の編成も熱い。トムとフリーが向き合って楽器鳴らす絵なんて、今まで誰が想像できただろうか。鳥肌はんぱなし。


その後は、グリーンでMASSIVE ATTACK見る者あり、レッドでAIR見る者あり、ホワイトでBELLE AND SEBASTIAN見る者あり。悩ましいタイムテーブルだ。俺はホワイトでベルセバのハッピーなライブを見て本編締めとさせていただきました!


そしてクロージングの「Scissor Sisters」楽しすぎ!スーパーエンターテイナー!! その後、ドシャぶりの中、ルーキーアゴーゴーに出た高校の後輩バンドを見て、あっというまに終了のフジロック……早すぎるぜ。最後の晩も大雨で、けっこうしんどい年だったな。でも来年も来るしかねーなと思えるのが不思議なもんだわ。