FUJI ROCK FESTIVAL '11

7月29日     7月30日     7月31日

昨年に引き続き、雨に悩まされたフジロックだった。ただ、今年は頭からつま先まで完全雨防備のスタイルだったため、幾分かはマシだった。今考えると、ビーサンとかオールスターに100均の雨合羽で豪雨の中歩き回っていた頃の自分が信じられん。



初日の朝から土砂降りでかなり萎える。これもフジの醍醐味だな!と奮い立たせて会場へ。でも雨だとビールもあんま飲みたくなくなるのが惜しいよね。


この日は、夜のアークティクまで見たいものがなく、実際何をしていたかもあんま覚えていない。ステージ間をふらふらしてメシ食って飲んでって感じだったと思う。


早々にグリーンステージに基地をつくり、各々勝手に行動。誰かしらがなんとなくそこにいる、このゆるさがフジロックの楽しいところだ。


出世頭Arctic Monkeys。若手UKバンドには珍しく、演奏もかなりうまい。やっぱり1stの曲群が抜きんでてるね。ボーカルの声も最高にかっこいいねー。


そしてスタジアムバンドColdplay、最高のライブでした。序盤でのYellow→In My Placeの流れは悶絶死。ヒット曲が出るわ出るわ、これでもかと言わんばかりに出る出る。


演奏も演出も円熟の域に入り、他の追随を許さないバンドとなったColdplay。彼らが日本でやるライブは大体見るようにしているし、そう思わせる数少ないバンドだ。素晴らしい圧巻のステージだった。





今日も天気はぐずり気味。降ったり止んだり。風呂入ってゆったり向かう。おかげでクラムボン遅刻したけど、ヒット曲あんまやらなかったぽいのでまぁいいか。この日はグリーンステージ一択。ステージ間移動もほとんどせずに、ずっとグリーンでのんびりしていたような気がするわ。


ファウンテンズオブウェイン、やっぱりMexican WineとStacy's Mamは超絶名曲だな!日本であんまり人気ないけど、素晴らしいメロディメイカーのバンドだと思います。


ハナレグミは相変わらずハッピーなライブで雨をものともしない素晴らしきステージング。苗場のグリーンステージに響き渡る「家族の風景」「光と影」のしみること!


スカパラをみんなで踊る楽しさ!雨をぶっとばせ!そのあとはホワイトでAsian Dub Foundationで雨をぶっとばせ!そのあとはオアシスでだべって飲みながら夜はいつまでも更けていくのであります。。。





今日も朝は小雨。もう毎日毎日朝からいい加減勘弁してくださいよーと、ぐだぐだしていて、もしかしたら一番見たかったNabowaに見事間に合わず。まぁでもそういったゆるいのもまた良し。


しかし、GOMAとDACHAMBOの踊れる系に差し掛かるころ、ついに!!きた!!!晴れ間だ!!!この3日間ではじめての太陽!!!! いやーーーやっぱり晴れてる時間はたまらん!! 酒も俄然うまくなる!


しかし去年、今年と天気に恵まれない年だ。3日目にしてようやく晴れ間がくるとはなぁ。なぜか、本当になぜか、全国的に晴れてても、フジロックだけは雨が降るんだよな。不思議なものだけど。


大好きだけど雨だと来る気にならないところ天国の川も、晴れていると本当に気持ち良い。毎年この川でまったりするのが恒例なんだけどね。


コールドプレイに並んで、一番の目玉となっているであろう、この日のグリーンステージのラスト3連発、モグワイ→YMO→ケミカル。これは見ない理由はないってなもんだぜ。グリーンの大ステージでモグワイの爆音を食らった、レジェンドYMOも見れた。嬉しい限りだ。


そしてケミカルの圧倒的なライブ。新作「further」でひとつの到達点か。大名曲をたたみかけるセットリストだというに、一番のピークタイムが新曲「Swoon」という驚異の持ち上げ方。映像演出も申し分なし、ハイテンションで踊り続ける最高のライブだった。


くるり、TOWA TEI、ソイル、とグリーンステージ級が並ぶ深夜レッドマーキーは速攻で入場規制+まわりにあふれる人。オアシスエリアで音を聞きつつまったり深夜まで飲んでいこう。あっというまのフジロックだな。でも来年もやっぱり来るんだろうな。きっと。