半端じゃねぇー!

 は、は、半端じゃねー!!なんだここは!
 ついに到着したサマルカンド。いきなり現れたレギスタン広場に度肝を抜かれる。ウルグベク・シェルドル・ティラカリと3つの時代の違うメドレセが向かい合う大広場だ。オイ、あまりにも出来すぎだ!すさまじき存在。壮大にして壮麗な建築美、美しき青。外装も内装も、細かい彫刻の組み合わせが雄大な図柄に発展している。うはー大感動。

↑ARIENEEE !!



雰囲気が最高だ!

 はやる気持ちをおさえてホテルの部屋おさえて荷を解いて、さぁ歩くべ!再度レギスタン広場へ訪れる。はー、ホント美しいこと!サマルカンドは、「青の都」「イスラーム世界の宝石」「東方の真珠」といった通り名があるんだよ。青タイルのドームが凄すぎるよな。ティラカリメドレセの天井の金細工は神だね。
 途上国特有の人懐っこさがある。いろんな人が話しかけてきてくれるし、カメラを持ってれば撮ってとせがんでくる。皆親切で優しくて笑顔が素敵だ。物乞いも結構いる。

 レギスタン広場から、サッカー場がすっぽり入るかつて最大の規模を誇ったビビハニムモスクに向かう。この通りには学校や、市場もあるためかなり栄えている。
「ハロー」「どこから来たの?」「そのお菓子ちょうだい」「食べていきな!」
 ・・・とても楽しい。

 少し歩くと、シャーヒズィンダ廟群が登場する。サマルカンド随一の聖地として知られている。かつてこの地を復興させこの建築群を生み出したティムールという凄まじき王がいた。そのティムールにゆかりある人々の霊廟が並んでいるのがここだ。
 中は多くの人が修復作業にあたっている。しんどそうな作業なのにみんな笑顔で作業を続けていた。たまにさぼっている奴なんかもいて、そういう人らに話しかけると決まって笑顔で応えてくれる。親指を立て合うんだ。
 次々と廟が現れる。そこにいる若者が、
「中入りなよ。オレが色々教えてやるよ」
 と言って案内してくれることもある。しかもチップとか無しのただの親切心から。
 陽が沈んでいく。モスクのシルエットが美しいな。あー旅をしてるんだな。でもそれも明日で終わっちゃうんだな。

↑雰囲気が格別だな!



飯食いませう

 夕陽が沈むのをレギスタンまで戻りボーっと眺めて、さて飯でも食うかぁ。ウズベキスタン料理を食べよう。食堂でも皆さん気さくです。手をふってきたり挨拶してきたり。自分からアドレス一方的に教えてきて去ってく奴もいたな。なんだったんだアイツ。飯は満足いくほど食べて150円弱、やっぱ安い。

 夜の街を散歩。
「兄ちゃん、金髪の女買わないか?40ドルでいいよ」
 ・・・やすひ・・。中央アジアは世界で一番安くパツキンねーちゃんが買える地域だというからな。しかし手持ちがない、残念無念・・・おっと。
 闊歩してホテルに戻る。最後の夜に乾杯!

↑ライトアップされたグリ・アミール廟。素晴らしすぎる。